総合的にアプローチして、エネルギーを調和させる。単に病気の治療のみを目的にするのではなく、病気を予防したり、健康でよりよく生きるための知恵を教えてくれるわけだ。
アーユルヴェーダとは、日本で言うところの、おばあちゃんの知恵袋・的な、けれどもっと理論に基づいた医療なのだ。
アーユルヴェーダには、バランスを立て直すための方法として、鎮静法と浄化法の二つのアブローチがある。鎮静法は、エネルギーのバランスが乱れている源因を取り除いたり.乱れを鎮めたりするための方法。どちらかというと、病気の予防やマッサージ。
少しだ崩れたマッサージバランスを立て直すことを目的に行われることが多く、日々の生活に取り入れやすい内容だ。一方浄化法は、一般的にバランスをひどく崩している人に対して用いる方法。腸内洗浄や断食、アビアンガと呼ばれるゴマ油を使って体内の毒素排出を促す方法など.体内にたまった毒を物理的に排出することで不調を取り除いていく。
これらは主に医療分野でとられるマッサージでアプローチ。
この本では、一人一人の体質に合った道筋で、主に前者の鎮静法について紹介していく。つまり、乱れないための、または乱れがちなバランスを改善すろための生活法だ。