なつきは、母親のことを思い出してみました。





現在、母親と父親は高齢になり仲良くふたりの生活を過ごしています。

たまに実家に帰ると、母親はなつきの好物を作って待っていてくれ、両親と静かでこころ落ち着く時間を過ごします。


会話は弾まず、お互いの近況報告をするだけですが、

まぁ、両親がぞれぞれ健康でいてくれることで良しとしよう、と考えていました。


そして、たまに帰宅することを親孝行のためだ、娘としての勤めだ、と義務感とも受け取られても仕方がない感情も持ち合わせていた事は否めません。




それにしても、幼少期の記憶が余りありません。

思い出そうとしても、なんだかボーとして、次に激しい拒絶がきます。




思い出したくない!




内から、そのような言葉が吹き出してくるのです。




何かある?




こころの扉を開けることを考えていると、ぶるっと震えがきました。


その日は、それでお終い。



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次の日、帰宅後にまたもネットサーフィンをしていて、あるブログに辿り着きました。

それは、ある男性のブログでした。何かの研修の体験記のようでした。



彼は、母親を嫌っていました。過去形です。

そして母親を嫌う自分が、嫌いなのだそうです。



小さいときにいたずらをし、母親からこっぴどく叱られました。

その後の言葉が、鮮烈でした。



お前は橋の下から拾ってきた子どもだ。



という言葉を、30歳になっても引きずっていたというのです



この言葉に引きずられて長年、母親を恨んでいたとは、男性自身も、その研修をするまで夢にも思っていませんでした。


いつも読んでいただき、有り難うございます。




メールや質問をいただきました。



しかし、私(みちこ)は、メールでの質問を受けつけないことにしております



なぜなら、人が変わるとは、人と人が面し、その関わりの中で癒され、自分と対峙し少しずつ変えられるのだと考えているからです。


ですからメールをいただいても、返信はいたしません。

ごめんなさい。




もし、このお話に興味を持たれ、対人関係の変化をお望みならば、このサイトを熟読されお問い合わせ下さい



私は、対人関係を良くする内観療法 を主とした心理療法をしています。


内観って?

どんな人が研修しているの?


私の勤めるところ、北陸内観研修所 です。恋人と長く付き合い、ゴールしよう!-h-image





では、また。







お母さん、あなたのせいで私は結婚を踏み切れないのよ、というなつきの怒り!?



予想もしなかった自分の感情に、なつきは混乱しました。


なつきは考えました。



自分の怒りの感情は、母親との会話の中で生まれました。


お母さんに、怒りの感情が湧くなんて、

自分が大人になってからありえ感情だと思っていました。


もしかすると、お母さんに対して怒りの気持ちが以前からあったのかしら?

意識していなかったけど、怒りの感情が電話で吹き出しのだから……



そういえば、彼からプロポーズされたときに感じた怖さ

これも、感情。

自然に湧きあがってくる感情。


どうして、こんな嫌な感情が出てくるのかしら?

押さえようとしても、感情は出てしまうわよね。



と、ため息をつきました。



お茶を一口飲みました。
恋人と長く付き合い、ゴールしよう!-若い母と私




なつきはある研修会で、現在の問題点は、

それが発した直前の状況より過去にさかのぼって、

鮮明に思い出すことが解決策の一つだ、

と講師が話をしていたことを思い出しました。




そうだ!




お母さんと電話をする前に、結婚のことをいろいろと考えていたんだった。


迷って、苦しくって、不安で……

電話がかかり、お母さんと話していて怒りが猛烈にこみ上げてきたんだ。


つまり、結婚とお母さんとの関係、

結婚とお母さんに何の関連があるの?