大塚家具は、総桐箪笥の製作工房が発祥で、今でもグループ内に

ものづくりをする会社があります。

 

秋田木工。その名の通り、秋田県湯沢市で、

100年以上にわたって「曲木」の家具を作り続けている工房です。

 

曲木とは、無垢の木の棒を蒸してやわらくして、

それを曲げて金属の型にはめ、3次元の曲線になるように固める技術です。

 

一本の棒が、どのように曲げられて椅子になるのかは、

この動画を見てください。

木がこんな風に曲がるなんて!と驚くはず。


https://youtu.be/g8ooD69C8LA

 

曲木の技術を発明したのは、

ドイツ人のミヒャエル・トーネット(1796年〜1871年)。

トーネットは「モダンスタイルの原点」ともいえる曲木椅子を数多く生み出し、

特に1859年に発表されたNO.14は歴史に残る名作となり

現在までに約2億脚製造されたといわれています。

パリのカフェなどではおなじみの形です。

 

 

私としては、この椅子が、160年前から作られているということが驚きです。

 

この技術をドイツで学び、日本に持ち込んだのが秋田木工でした。

 

写真は、大塚家具50周年記念モデル。

伝統的な曲木デザイン。

ビンテージ風の塗装の仕上げが特徴です。

https://www.idc-otsuka.jp/item/item2.php?id=dchair10017

 

【大塚家具50周年モデル】椅子 16B-OU 布アデニア:グレー色/ブナ材:ヴィンテージ色

 

曲木は軽く作れることも特徴です。

一脚、わずか2.7㎏、指一本で持ち上げられる「ルフト」。

 

背の微妙な曲線も、曲木で表現されています。

 

驚きの軽さは、是非ショールームで実際に体験してみてください!