問題69

 

A君は、積み木を飛行機に見立ててB君と遊んでいた。大人がA君とB君の目の前で、おやつのジュース1人150mlずつになるように計った。しかし、同じ大きさのコップがなかったので、それぞれ形が違うコップに入れて与えた。A君にジュースを入れたコップを渡したところ、A君は、「B君の方が量が多い」と言って泣き出した。ピアジェ(Piaget,J.)によるA君の認知発達段階として、適切なものを1つ選びなさい。

 

1 形式的操作期

 

2 感覚運動期

 

3 前操作期

 

4 再接近期

 

5 具体的操作期

 

 

解説

 

まず、選択肢を順番に並べてみます!!

 
この問題では「ピアジェの発達段階説」が主役ですね
 
0~2歳ころ → 見えるもの、聞こえるもの、触れるものどれもが初めてでそれらの感覚を駆使して生活をする段階です。
 
つまり、①感覚運動期ですね。
 
~7歳ころ → 2歳以降になると、「ごっこ遊び」などが盛んになる時期です。「ごっこ」(延滞模倣)の中にあるルールであるシンボル機能を理解できるようになります。しかし、相手の立場に立つことができないので自己中心的な思考に偏ってしまいがちです。。。ほかに、保存の概念が理解しづらいのもこの段階です。
例えば、、、350mlのジュース(缶)を空の500mlのコップに移し替えても、ジュースの量は350mlに変わりはないですよね??この概念がこの段階ではまだ獲得しづらいのです。この段階が次の段階で獲得できるという意味で
 
②前操作期 
 
ということです。はい、答えは、3の前操作期です(笑)
 
他のも見てみましょうか
 
 
~11歳ころ → 他人の思っていることが推理できたり、まあ、先ほどの前操作期の成長版です!脱中心化(自己中心的な思考を脱すること)であったり、見た目の変化に惑わされなくなります(保存の概念の理解)
 
③具体的操作期
 
です!
 
 
 
12歳以降 → 「愛」、「正義」などの、抽象的な概念の理解、論理的な考え方ができるようになる!
 
④形式的操作期
 
でした。
 
 
平成27(2015)年 問69