
派手なネオンに、赤青黄色の原色看板、西成発祥のディスカウントスーパー玉出(たまで)。関東での知名度は高くはないが、関西でのそれは群を抜く。
毎月の1のつく日に1,000円以上買うと、店指定の商品が1円で買える『1円サービス』が客の購買意欲を煽る。
私は以前、名前や店の雰囲気から、パチンコ店の別事業部だと勘違いしたが、創業地西成区の「地名」に由来していると知った。もはや玉出は大阪の“風景“ともいえる存在になっている。
その玉出は、全盛期に60店舗ほどあったが、現在では19店舗までに減っている。様々な要因があるのだろうが、玉出がこのまま消え去ることはあってはならない(と、勝手に思っている)。

今回、関東に住む私に『スーパー玉出の衰退の背景』を(自分の店を失くした立場で)書いて欲しいとの依頼を受けた。
経営者の不祥事が発覚したり、肉のハナマサに店舗譲渡したり、店の衛生面や商品の信頼度に難があったことも承知している。
しかし、
👤「玉出やから仕方ない」
👥「玉出は玉出や!」
👤 「玉出があるから生きていける」
こんな“玉出愛“溢れる信者がいることも事実である。
数えるほどしか玉出を訪れたことのない私が、知ったかぶりで解説するなど“失礼千万“なのは百も承知である。「よそ者のお前に何がわかる」と言われることも覚悟している。
✅「激安スーパー王者の没落」スーパー玉出閉店ラッシュの裏側…“安さ“だけでは通用しない時代へ(仮)
近日公開、ぜひご覧くださいm(_ _)m
【小林久ホームページ】