【ローソン “紙製“の「箸袋」を全国に拡大!】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト


 

 

「えっ?ローソンの割り箸が“紙製″になるのか、大丈夫か?」と思いながら記事を読んだら、「割り箸」を入れる袋をプラスチック製から紙製に変更するというニュースだった。

まあ、どんなことでも「食品ロス削減」など環境に配慮することは素晴らしいことだ。何もしないでケチをつけるのは良くない。

☝️どれどれ?それでどのくらい地球に優しくなるのだろう?

これまで東北・関東地区で先行実施した結果では、約53トンのプラスチック削減に成功したそうだ。全国展開(14,000店舗)で、さらに68トン、合わせて122トンの削減が見込める。

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👤私もいろいろ考えを巡らせてみる。

①そうそう、ローソン(コンビニ)の割り箸って、ビニール袋に入ってるよな。

②弁当屋や仕出し屋の割り箸は“紙の袋“に入ってる。これってなんかコンビニより気分が上がるのはなぜ?

③プラスチックより“紙製“の方が安くつくってことか?それなら一石二鳥じゃん。

④こういうのは、『何かSDGsにつながるアイデアはないか〜?』って“社内公募“とかしていそう。それも悪くない。(始めは反対されそうなアイデアかもw)


私も以前、スーパーの仕事をしていただけに、どうしても変な方向から物事を見るクセがついてしまっている。

👤もう一歩進めて『割り箸そのものを“紙製“にしたらどう?』とツッコミを入れるのはやめておこう。

 それより…

正直、コンビニの弁当や惣菜の「包装容器」は、まだまだプラスチックだらけです。

これははみなさんも疑いの余地はないはず。

ぜひとも(割り箸の袋と合わせて)、ここにメスを入れて、ドカ〜ンと地球に貢献しましょうよ!

 ✅割り箸の袋より、包装容器の削減を!

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思い返せば、これまでもストローをやめたり、紙製にしたり、やっぱりプラスチックに戻したり。

そして「レジ袋」も有料にしたり、材料変えて無料に戻したり。フォークやスプーンも有料にしたりと、コンビニは色々チャレンジしてきました。

しかし、どれも「これだ!」といえるほどのインパクトはなく、消費者も、「うーん、またか…」と本気になりません。

それでもローソンが全国展開に踏み切った勇気を評価してあげましょう。

チリも積もればなんとやらです。

最期にひとこと、
☝️これがコンビニの最終案ではありません。

レジ袋と同じく、1人でも多くのお客さんが「箸は要りません」「ひとつで間に合います」と断ることが1番の貢献です。

 

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