「えっ?ローソンの割り箸が“紙製″になるのか、大丈夫か?」と思いながら記事を読んだら、「割り箸」を入れる袋をプラスチック製から紙製に変更するというニュースだった。
まあ、どんなことでも「食品ロス削減」など環境に配慮することは素晴らしいことだ。何もしないでケチをつけるのは良くない。
☝️どれどれ?それでどのくらい地球に優しくなるのだろう?
これまで東北・関東地区で先行実施した結果では、約53トンのプラスチック削減に成功したそうだ。全国展開(14,000店舗)で、さらに68トン、合わせて122トンの削減が見込める。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
👤私もいろいろ考えを巡らせてみる。
①そうそう、ローソン(コンビニ)の割り箸って、ビニール袋に入ってるよな。
②弁当屋や仕出し屋の割り箸は“紙の袋“に入ってる。これってなんかコンビニより気分が上がるのはなぜ?
③プラスチックより“紙製“の方が安くつくってことか?それなら一石二鳥じゃん。
④こういうのは、『何かSDGsにつながるアイデアはないか〜?』って“社内公募“とかしていそう。それも悪くない。(始めは反対されそうなアイデアかもw)
私も以前、スーパーの仕事をしていただけに、どうしても変な方向から物事を見るクセがついてしまっている。
👤もう一歩進めて『割り箸そのものを“紙製“にしたらどう?』とツッコミを入れるのはやめておこう。
それより…
正直、コンビニの弁当や惣菜の「包装容器」は、まだまだプラスチックだらけです。
これははみなさんも疑いの余地はないはず。
ぜひとも(割り箸の袋と合わせて)、ここにメスを入れて、ドカ〜ンと地球に貢献しましょうよ!
✅割り箸の袋より、包装容器の削減を!
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
思い返せば、これまでもストローをやめたり、紙製にしたり、やっぱりプラスチックに戻したり。
そして「レジ袋」も有料にしたり、材料変えて無料に戻したり。フォークやスプーンも有料にしたりと、コンビニは色々チャレンジしてきました。
しかし、どれも「これだ!」といえるほどのインパクトはなく、消費者も、「うーん、またか…」と本気になりません。
それでもローソンが全国展開に踏み切った勇気を評価してあげましょう。
チリも積もればなんとやらです。
最期にひとこと、
☝️これがコンビニの最終案ではありません。
レジ袋と同じく、1人でも多くのお客さんが「箸は要りません」「ひとつで間に合います」と断ることが1番の貢献です。
【小林久ホームページ】