【2025年の「食品値上げ」24年をさらに上回る!】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト



👤さて新年の穏やかなムードをぶち壊す、毎月恒例のこのテーマから今年もスタートです。

 

 

2024年は「食品値上げ」の話題が続きました。


2023年に比べると、2024年の値上げ品目数は減りましたが、今年はまたそのペースを上回ることが分かりました。

もう何巡目かの値上げであり、原材料費や輸送費、人件費の高騰がその理由とされています。

もちろん下請け業者に値上げ分が届けば良いのですが、そうばかりとは言い切れません。

中には「なにとぞご理解を!」と値上げしたメーカーや企業が『過去最高利益』と聞いて、違和感を覚えた人も多いはず。

「便乗値上げ」と言えば、コテンパンに言い返されるでしょうが。値上げすることで業績が上がるのを「ピンチはチャンス」と言い換えるのはおかしなことです。

必要以上に下請けや従業員に対して負担を強いることを「企業努力」と勘違いするのと同じ。

☝️値上げしたいならどうぞご自由に!


横並びや他のメーカーの顔色を気にしなくても大丈夫です。

お客さんはもうちゃんと分かっていますから。

会社を維持するために利益を稼ぐのは当然です。でも「川上」の会社が最高益、それを支える「川下」の会社が経営危機というのは良くない構造です。

値上げによって「過去最高益」を確保した大企業の皆さん、5月の株主総会にもまた「値上げ」を織り込みますか?それでは芸がありませんよ(^_−)−☆

#呉越同舟
#みんなで渡れば怖くない

 

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