👤さて新年の穏やかなムードをぶち壊す、毎月恒例のこのテーマから今年もスタートです。
2024年は「食品値上げ」の話題が続きました。
2023年に比べると、2024年の値上げ品目数は減りましたが、今年はまたそのペースを上回ることが分かりました。
もう何巡目かの値上げであり、原材料費や輸送費、人件費の高騰がその理由とされています。
もちろん下請け業者に値上げ分が届けば良いのですが、そうばかりとは言い切れません。
中には「なにとぞご理解を!」と値上げしたメーカーや企業が『過去最高利益』と聞いて、違和感を覚えた人も多いはず。
「便乗値上げ」と言えば、コテンパンに言い返されるでしょうが。値上げすることで業績が上がるのを「ピンチはチャンス」と言い換えるのはおかしなことです。
必要以上に下請けや従業員に対して負担を強いることを「企業努力」と勘違いするのと同じ。
☝️値上げしたいならどうぞご自由に!
横並びや他のメーカーの顔色を気にしなくても大丈夫です。
お客さんはもうちゃんと分かっていますから。
会社を維持するために利益を稼ぐのは当然です。でも「川上」の会社が最高益、それを支える「川下」の会社が経営危機というのは良くない構造です。
値上げによって「過去最高益」を確保した大企業の皆さん、5月の株主総会にもまた「値上げ」を織り込みますか?それでは芸がありませんよ(^_−)−☆
#呉越同舟
#みんなで渡れば怖くない