☝️【答え→もったいないです!】
この記事では、スーパーでレジ袋を5円で買うのと、レジ袋を辞退してマイバッグを使うのと、どちらが得か?という(それほど意味もない)話題に触れている。
👤マイバッグ(エコバッグ)を1,000円で購入した場合、5円のレジ袋を200枚買うことを思えば、一年以上使えば得になる!
なるほど〜!と感心するほど皆さんは鈍くないはず。
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まだセクシーな大臣が目的も効果もよく分からないまま始めるよりずっと前の2008年、山梨県全県で(富山県に次ぎ)レジ袋有料化を力づくで導入させた私が偉そうに言いますが…🙏🏻
レジ袋の仕入れ原価は(当時)一枚2円でした。
現在スーパーでは平均して一枚5円程度で売られています。
「環境への配慮」「プラスチックごみの削減」と言えば聞こえはいいですが、この目的の達成のためにスーパーに利益を与える必要はありません。
・お客さんがレジ袋を辞退して換気に貢献する→素晴らしい
・スーパーはちゃっかり2円で仕入れていたレジ袋を5円で売って儲けが出る(利益率250%)→これまで経費で仕入れていたレジ袋が一気に利益商品となる。まさに「レジ袋有料化」ではなく『レジ袋商品化』
・お客さんがレジ袋を買えば5円の他に消費税も取られる。
【結論】 スーパーでレジ袋を買うなんてお勧めしません!
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以前書いたが、福岡市の様にスーパーのレジ袋で家庭のゴミが出せるなら、指定ゴミ袋を買う必要がなくなるので消費者にとってはお得になる。
スーパーの中には、5円で売ることに納得できない会社もあり、「プラスチック製でなくバイオマス◯%配合なら有料化しなくてもいい」との抜け道を使い、無料でレジ袋を配っている店もある。
法の目をかいくぐり、他のスーパーとの差別化を図りたい気持ちは分かるが、そもそもこの「レジ袋有料化」、法律でも条例でもないただの「お願いごと」なのである。罰則も努力義務もない「一応やっとかなきゃマズイかも…?」という『空気』に過ぎないのである。
レジ袋ばかり敵対しせずに、食品トレーや発泡スチロール、過剰包装や使い捨て容器…。トータルで考えていかないとSDGsも怪しくなる。
ストローやスプーンをやめたり、木製に変更することだけがSDGsじゃないと思うのだけれど(^^;