【スーパーでよく見る「焼き芋販売機」】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト



皆さんがよく行くスーパーマーケット、入口は季節感を演出する「青果売場」であることが多い。そして最近は芳しい香りを放つ『焼き芋販売機』が置かれているのに気付いた方も多いのではないか?正式名称は『電気式焼き芋オーブン』

私を含め男性陣は、あのホクホク感がイマイチ好きになれない人もいるが(もちろん例外多数)、女性の皆様は『大好物』であることが多い。

ここ数年で、スーパーに限らずコンビニ・ドラッグストア・道の駅・商店街の一角でも、この「焼き芋販売機」を見かけることが増え、「さつまいも」の存在感や地位は大きく向上した。

この発展の影には、焼き芋に熱い思いを持つ、茨城の焼き芋レジェンド達の苦労があった。

 

 

普及のキッカケはマックスバリュ50店舗での機械の導入で(紆余曲折はあったものの)順調に広がり、その人気と集客力から「ドンキ」などでは現在「重点商品」として全店舗で展開中である。

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販売機に置かれている焼き芋は、ほぼサイズが揃っていて一本2〜300円と手頃、「迷ったら買う!」丁度いい値段設定でもある。

しかし本来さつまいもは産地も多く、サイズは不揃いな野菜である。それだけに店頭販売に適した同サイズのさつまいもを確保(栽培)するのにも苦労したことだろう。

昔はよくリアカーや軽トラで「焼き芋売り」のおじさんが販売していたものだ。テキトーに「2、3本ちょうだい」と注文すると、不揃いの芋を紙袋に入れて「はい、千円ね!」と売買成立。考えてみれば高いものだった(^^;

さつまいもはその成分から、焼けば(加熱すれば)甘味が増すことが知られている。種類によっては「蜜」まで溢れる逸品もある。空腹時やお茶の時間にそんな芋と出会ってしまえば、いくらダイエット中のあなたでも、思わず手が伸びるのは仕方ないことである(1本だけなら…)。

☝️普段見慣れたスーパーによくある「焼き芋機」、ここまで普及するために大変な苦労があったことを知り、ご紹介した次第ですm(_ _)m

#夏場は冷やし焼き芋で売り込みます笑

 

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