【市役所職員の名札は「名字」のみ!】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→最年少山梨県教育委員長→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は全国の経営者に寄り添う日々


 

 

 


京都府亀岡市で、職員の名札表記を「名字のみ」に変更する取り組みが開始されたというこのニュース。

これまではフルネームと所属部署、役職、顔写真が載った職員証を名札として使用していた。しかしこの7月から希望する職員は、名字と所属部署、役職を記載(写真廃止)。名字はひらがな or 漢字、ローマ字でも可とした(京都市は既に4月から実施)。

昨今は市の職員に対する「カスハラ」や、SNSでの誹謗中傷、個人情報の詮索やつきまといなどの被害が多発しているため、その防衛手段とも言えよう。

☝️言い返せない人に対して、人はとかく攻撃的になるものだ。「公務員」というだけで腹が立つ民間人もゼロではない。私もそれには同情する。

👤私がスーパーを経営していた時は、胸に付ける名札(ネームプレート)には所属部門と漢字のフルネーム、そして個人のモットーを手書きで書き入れて貰ったことを思い出した。

その後は時代の流れで「名字だけ」に変更したが、決して理不尽なクレームが減ったという感じは無かった。クレームは来る時は来るのである。

こちらが扉を閉ざせば、相手はそこをこじ開けてくる。今更ながらこれが正解だったかどうかは分からない。

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亀岡市では「市民に名前と顔を知ってほしいと思う職員もいる」(桂川孝裕市長)として、どちらを着用するかは個人の判断に委ねた。私はそんな職員が好きである!

名札を変えてフルネームを隠しても、「職員名簿」などどこでも手に入る時代だ。名札を変えることが、カスハラ防止にどれだけ貢献するか、ぜひとも結果を知りたいと思った。

👤「対応が悪い職員がいることも事実!カスハラ防止と共に、職員教育もして欲しい」このコメントもやけに説得力があった(^^;

さて亀岡市、この「名字」だけの名札を希望する職員はどれくらいいるのだろうか?そして男女比や年齢別で、「自分の名前を市民に晒したくない」職員の割合はどれくらい?と、要らぬ勘ぐりをするのが私の悪い癖であるw

ちなみに私の住む山梨県の山中湖村では、住民の大多数が「高村」さんである。村長選挙で何人立候補しても、全員名字が「高村」さん。村の議員さんも半分(6/12)が高村さん (笑)

この村役場では、職員の名札はフルネームしか考えられない。そしてきっと「カスハラ」とか無い。

何をか言わんや…。

 

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