【川勝リニア狂騒曲】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→最年少山梨県教育委員長→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は全国の経営者に寄り添う日々

 

 

 

私の住む山梨のお隣り、母親の出身地でもある静岡県。
不適切発言を発端に、リニア問題で「これを止めるのが自分の仕事」と言い切り、4期15年の長きに渡り静岡県知事を務めた方が辞任されたというこの記事。

👤以前「給与とボーナスを返上する」と言ったが、フタを開けてみたら辞職を求める議会の反対のせいで払われていた。辞めるとなれば「ボーナスが欲しいから6月まで居座るのか?」と揶揄されて辞職を早めた。

退職金も合計で一億円超。そして「そんなのは辞退するべきだ!」と詰められる。私は多少同情の余地はあると思うのだが(^^;

☝️あまのじゃくの私は逆の立場で考えてみる…。

・法律で知事の給料やボーナス、退職金は決められている。悪いことをして失職した訳でもないのに、これを辞退する義務はないはずだ。これまでの仕事の対価としていただくのは当然である→正論

ゆえに民意はともかく、氏はすべて報酬を受け取る資格があるのだ。

民意で選ばれた政治家も、任期満了(または途中)で必ずその職を辞職する。給与やボーナス返上を公約にして当選した首長も、2期目からは満額もらうものだ。

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昔話になるが、私が県教委の長だった時、不祥事を起こした先生の処分も仕事の一つだった。

民間人で経営者の私からすれば、「悪いことをした先生なんかみんなクビ!」と言いたいケースばかりだったが、そんな時事務局から耳打ちされたものだ。

👤「小林さん、公務員をクビにすることは、これまでの全てを遡って彼の存在を否定するという非常に重い処分なんです。なんとか(最長の)停職6カ月でお願いできませんか?🙏🏻」(そうすれば自分で辞表を出して、退職金だけは受け取れる、の意)

裁判になれば、過去に遡ってまでその人の退職金の権利を奪うことが争点となり、判例も様々なので…。

まあ私も子供ではないので、たまにはそんな落とし所に理解を示すこともあった(^^;

✔︎ゆえに氏は退職金もボーナスも日割りで受け取ることになんの問題もない。これが現実である。

👤ところで甲府市長が「川勝知事の辞任を歓迎する」とか言って地元のニュースになっていた。これまで黙っていたのに、相手が弱くなったと見て急に話し始めるのは「姑息」でしかない。

そして次の知事選の候補らしき前浜松市長は、現在山梨県の「顧問」になってること、みんな知らない…。

#辞世の句や四文字熟語を口にする人

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