【あせった王様の未来や如何に…】  | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→最年少山梨県教育委員長→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は全国の経営者に寄り添う日々



私、講演のために知らない土地を訪れた時、話の枕(つかみネタ)を求めて駅の近所をブラブラすることが多い。時間に遅れてはいけないこともあり、予定より早く着く様にしている。

さて先日、ドリフターズ「8時だよ全員集合!」の中継会場として記憶にある「船橋ヘルスセンター」があった街『JR船橋駅』に降り立った。(すいません、それ以外に印象がなくて🙏🏻)

さすが千葉県第2の街「船橋」、平日の午後で春休みの最中だったとはいえ、駅周辺は沢山の人で溢れかえり、この街の底力を見せつけられた気がした。

幹線道路はあるものの、狭い道が入り組み、路地や裏道が多い。最近発展したオシャレな街ではない。そして計画に沿ったのではなく、気づいたら発展していたかのような「ゴタゴタ感」や「乱暴さ・粗雑さ」を感じるパンクな香りがする。この「いかがわしさ」こそがこの街の魅力なのである。

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☝️さて、そんな街ブラの最中に目にしたこの看板。
すぐに「そうか、これがよく聞く『店名や看板で目を引く』高級パン屋か…」と気づいた。

情報だけは知っていても、田舎ではこの様な店は実際にはない。あっても落ち着いた店作りの店ばかりである。

報道によると、この様な業態は売り上げのピークを超え、どこも経営が厳しいと聞いていた。事実この店も(私が見た時間だけかも知れないが)お客さんはまばらだった。

一世を風靡したこの業態、開業コンサルタントも引っ張りだこのようだが、今では争いごとが発生するケースもあると聞いた。

本当、商売は難しいものだと痛感する。
君臨していた王様でさえも、焦っているのが現実である。パン屋だけじゃない。

#船橋に何故か溶け込んでいる看板

 

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