【熨斗(のし)紙の由来】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→最年少山梨県教育委員長→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は全国の経営者に寄り添う日々



年末年始は日頃お世話になった方へ贈り物を届けたり、菓子折りなんかを持参してご挨拶回りをする人も多いだろう。会社でも取引先に社名入りのタオルやカレンダーを配って回る習慣もまだまだ残っている。

さてその持参した品物にはたいがい「のし紙」が巻かれている。スーパーなどはデパートと違って、単価の安いお菓子やフルーツがよく売れたが、そのほとんどに「のし紙を付けてください!」(ついでに名前もスーパーの担当者に書いてもらうw)と頼まれる。

いくら単価が安くても、お客さんの要望には応えなければならない。そのためお中元やお歳暮、お年始回りやバレンタインデーの時は、別途「包装係」と字の上手なスタッフを用意しておく。

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のし紙を付けるのは、贈る相手を敬う気持ちからだが、同時に「謝罪」の時にも使用される。お葬式の時は本来不要なのだが、お香典は「仏熨斗」に入れて渡す。「お見舞い」は最近ではのし紙を外し、ただの包装に変わってきている。

写真の通り、いわゆる「熨斗(のし)」というのは右上のカラフルな飾り絵柄、結えた紐みたいなのが「水引き」、そしてこの全体を「のし紙」と呼ぶそうだ。

内のし・外のし、繰り返していい季節のあいさつは下向きに紐を結ぶ「蝶結び」、結婚祝いは一度限りで上向きに結ぶ「結び切り」。そこまでこだわるのはお作法の先生くらいだろうか。めでたいものは何でも良しにすれば分かりやすい。

☝️「熨斗」とは元々『あわび』、「のしあわび」の略。

スライスしたあわびを干して伸ばしたものが「延し(のし)あわび」、それがだんだん「のし」と呼ばれるようになった。

天皇陛下に献上するため、命懸けで採ってきたあわび、すぐ腐るため「のして」干すことで日持ちさせるようになった。そうまでしてあなた様に届けたい!この絵柄の中の真ん中の黄色いモノ、これが「あわび」 (笑)

👤これこそが、私があなたに出来る最大限の心尽くしですm(_ _)m

これが「のし紙」の由来です(^_−)−☆

今回は何の得にもならない豆知識をお届けしました!

#その言葉のしを付けてお返しします 笑
 

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