【心配事は起こらない〜ビビリ症のあなたへ】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト




👤「トラブルでも何でもかかってこい!」(強がりの友人)


👤「運命よそこをどけ、俺が通る!」(Mジョーダン)



人間常にこうありたいものだが、中々そうはいかない。強がってみたものの、人はそれほど強くない(^^;


・何でも良くない方に考えてしまう


・「もし◯◯だったらどうしよう…」と悩む


・人には気付かれてないけど、本当はビビリの私


・ポジティブ!と言ってること自体がネガってないか?



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☝️『幽霊の正体見たり枯れ尾花』


人は知らないもの、未知のものを怖がる本能がある。またそうでなければ困るのも事実、まずは身を守るために最悪の事態を回避する。生存本能とは「自分だけは生き残りたい」というものだ。


・トラブル発生時は最悪の結末を想定し、それより少しでもマシな状況ならホッとする。


・試験や採用の結果は、とりあえず「不合格」を想定しておく。落ちても想定内だし、合格なら喜びもひとしお!


・病院の検査結果なら、想定は当然「◯亡」。これなら生きてるだけで丸儲けである。


☝️さて皆さんはいかがだろうか?

私は神経質で心配性、占いも12位だと気が重いタイプw



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👤私は会社(スーパー)の経営が厳しくなり始めてから、サムネにある本『心配事の9割は起こらない』を読んでいた。この本には「あなたが思う様な最悪の結果は中々起きないものだから、あまり深刻に考えず、萎縮しないで生きなさい」と説かれていた。


私は何度も読み返して「悩んだところでどうにもならない、自分でコントロールできないことで悩まない」と心を落ち着かせていた(少しだけ楽になる)。


まあみなさんご存知の様に、その後会社は倒産し、社長の私も自己破産。ちょうど6年前の今日105年の歴史に幕を下ろすことになる。(人間なら七回忌w)


☝️そんなタイミングでこの『何の役にも立たなかった』本を読み返してみた。


私の当時の心配事とは、

・会社が潰れたら◯んでお詫びをしなきゃならない

・そうでなくても慣れ親しんだ故郷を離れることになる

・人から白い目で見られて一生表舞台には出られない

・もう欲しいものも食べたいものもみんな諦める人生


こんなことだった。


✅私はこの本の内容を否定する「残り一割」の結末に至った少数派であろう。『心配事は100%起こる!』を地で行った私。


そして今、これを書いている私には「心配事」が消えていた。

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