グンゼによると現在、男性の45%がボクサーブリーフを履いている。
トランクス派が25%、ブリーフ派が15%と続く。生産されるブリーフの4~5割は白色。
その白ブリーフの主な購入層は70歳以上の男性という。
(ジェンダー問題はひとまず置いといて) 小学校の健康診断や、体育の着替えの時、男の子のパンツはみんな白かった。清潔感あふれる白!白のブリーフは当時の「少年の象徴」でもあった。
お年頃になって中学校に上がる頃、そのバランスは次第に崩れていき、アニキのいるちょっとスカした同級生が「トランクス」のガラパンなんか履いてきて、周りを見下し始める。
マネした同級生の口から「スースーして気持ちいい!」と好評を得てそれはすぐに広まっていく。
そして高校生になるとトランクスから「ボクサーパンツ」へと昇格していく。田舎の高校生男子がどこで買ったのか分からないパチモンの「カルバンクライン」のパンツを履いて勢ぞろいだ(笑)。
🥊ボクシングをする訳でもないのに、ボクサーが履くようなパンツ…。
なんか大人びた気がした。白以外のパンツなんか履いたことがない田舎の少年たち。
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今は「見せパン」などといって、人に見られることを前提にデザインされたパンツもあるようだが、当時はパンツなんか見えたもんにゃ「みっともない!」「早くしまえ小林!」と先生に怒られたものだ。
万人には今一つご理解いただけないかもしれないが、やはりパンツは重要なアイテムである。受験や面接の時、大切な商談やプレゼンの時に、とっておきの「勝負パンツ」を履く人も多いはず。
Q. あなたのパンツはどんなタイプ?
👤私? 安心してください、履いてますよ!