【跡を継がせる親の心や、いかに?】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト



小さい頃から不思議に思っていた。
『なぜ医者の子は医者になるのか?』

同じ意味では、
✔︎学校の先生(とくに小中高)の子供は先生に

✔︎弁護士の子供は弁護士に、もちろん税理士も(銀行マンはこれに非ず)

✔︎社長の子供は(娘なら婿を取っても)跡を継がせる

✔︎親が公務員なら、子供も公務員に(警察や消防はそれほどでもない)

✔︎政治家一族は世襲(実子でなければ親族へ継なぐ)

✔︎芸能人やスポーツ選手の子も同様(これはDNA?)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

別に偏見がある訳では無い。かく言う私も親から『お前は商店を継げ』と言われてその通りにした。

親の頑張る姿を見て「自分も同じ仕事をしたい!その努力が報われる報酬を得たい!」子供がそう判断するのは、至極当然だろう。

成功への道が(100%でなくても)ある程度保証されていることを知っている親は、子をそこへと導く。『旨味』があるからだ。

私は子供に「自分の好きな仕事をしろ、自分の代で家業はお終いにする!」と言ってきた。(図らずも倒産してその通りになってしまったが(^^;)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

一方なんの後ろ盾もなく、自分で道を切り開いていく子供たちがいる。職業は「事業承継」と「自己選択」に分かれる。どちらが良いという話ではない。

私の周りには、苦労知らずの跡取り連中が幅を利かせて、やれ「地域活性化」だの「孫子の兵法」を口にし「リーダーシップ」などを説いている(^^;

◉ おそらく孫子も坂本龍馬も「リーダーシップ研修会」に行ったことはない。

✅みんな「世襲」とか「利権の承継」が嫌いだ、大多数の人はそこに居ないから。とかく隣の芝生は青く見える。

(私見だが)優れた子はどんな職業に就いても必ず頭角を現すものだと信じている。