【人生の棚卸しと断捨離】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト



あまり偉そうに言える立場ではないが、倒産や破産をすれば「強制的に」人生の棚卸しや断捨離を余儀なくされる。

金銭的にはデフォルトにより資産ゼロ。そして人間関係は100%変化する。早い話、ごく少数の友人との付き合いが残るだけで、あとは「何も」なくなる。

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私は破産後も地元(妻の実家)に住んでいるし、電話番号もメールアドレスも変えていない。それでも5年経った今、電話が掛かってくることは無い。友人からのメールも…無い。LINEも家族だけ。現役時代、携帯2台持ちで飛び回っていた頃が懐かしくもある。

仕事の依頼や相談ごとは、メールやホームページから届くだけなので、個人の連絡先も1,000人から50人ほどに減った。そしてこの程度でも何の不便もないことに気づく (笑)

銀行口座も凍結が解除されたとは言え、昔のように沢山は要らない。ネットバンクとゆうちょ銀行だけで事足りてしまう。クレジットカードも持てないが、デビットカードで代替えして無駄遣いもしない。

以前はいわゆる「豪邸」に住み「高級車」に乗っていたが、その思い出があれば雨風凌げる家に住み、20万円の中古車に乗れるだけでも幸せを感じる。1,000枚以上あったCDやDVDも売ってしまったが、全部iPhoneに取り込んであるためストレスは無い。

加えて、回顧録を本にして出版すれば、おのずと「人生の棚卸し」が出来てしまう。

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✅いいなあ、サッパリして!羨ましい、私もそうしたい。

✔︎そういう問題でもないのである(^^;

(自分の不始末で)友人や思い出の品を失った人生はやはり寂しいものだ。もはや取り返すことはできない。後悔先に立たず…。

皆さんは断捨離や棚卸しをしたことがあるだろうか?まだ間に合うだろうが、順風の時には考えもしないし、準備する必要もない。私はここで最低レベルを示しただけ(^^)

「友達とただの知り合い」「人脈と名刺交換しただけ」の違い。皆さんはこの違いを知っていても切ることが出来ず、いろんな理由を並べて先送りしてるのでは?

【本当に大切なもの+失ってはいけない人】
これ以外は全て「断捨離」の候補。「こんまりさん」の様に上手く片付けられなくても、捨てればまた新しいものが入ってきますよ!