私がかつて経営していたスーパーの経営手法が2010年の二次試験(事例問題)に出題されたことがある。田舎のスーパーの取り組みが問題になるなんて奇跡であり、今でもちょっとした自慢だ☺️
設問は「地方スーパーの後継者が、先代からの赤字を解消するために、様々な取り組みをして業績改善したが、この会社の真の狙いは何か?」といったもの。堆肥化のために家庭生ごみを買取ったり、レジ袋有料化、移動スーパーなど面白いことは色々やっていたが、当事者の私にはその問題が解けなかった💦
模範回答とは異なり、私ならこう回答しただろう。「大手の企業が田舎にまで進出して、地域の商店をどんどん潰していく。そこに生まれた私は意地でも負けたくなかった。だからこそ大手が嫌がることをやって仕返ししたのだ!」→これでは不合格 (笑)
しかし、中小企業のモデルになった老舗スーパーは、その7年後に倒産することになる。信用不安からくる業者の納品停止というあっけない結末、創業105年の幕切れだった。今更ながらその試験で合格された診断士の先生方には、期待を裏切り申し訳なく思う🙇🏻
今年受験の皆さん、頑張れ‼️
そして悩める経営者に、私を反面教師にするよう伝えてください😄