私が経営していたスーパーが倒産した後、『こうして店は潰れた』という本を出版し、潰れた店先で妻とニ人で手売りしたことは以前ここで書かせて頂いた。
買いに(会いに)来てくれた馴染みの人たちには、店内に残ったスタッフジャンパーやエプロン、ナベ釜など換金できないものを記念品としてプレゼントした。「プレミアがつくようにまた店を出してよ!」と鋭い激励が飛んだ💦
それから少し経った頃、一枚の写メが私に届いた。地元の「女性よさこいチーム」のおばちゃん達が、大会でウチのスタッフジャンパーを着て踊ってくれたとの知らせ。そのあと見栄を切って、他の来場者も「写真を撮らせて欲しい!」と人だかりが出来たって(°_°)
嬉しかった。まだ覚えてくれてる人が沢山いる💧
みんな毎日仕事帰りに、値引き商品を買い漁っていたもんなあ(笑) きっと愛されていたんだな…。
「顧客をファンにせよ!」
商売の教科書にも書いてある。私は店を閉めてからそれを思い知る。
皆さんはまだ間に合う!