⭐️始めに高いハードルを超えてしまえ!
先の投稿で、メインの取引問屋との取引を一気に他社にチェンジして、見事に業績が回復したことを書いた。一番やりたくない+やってはいけないことを成し遂げた私は自信をつけ、従業員からも「社長がそこまでやってくれた!」と信頼も厚くなった。そしてその頃にはもう誰も私のことを「なんにも専務」などとは呼ばず、普通に「社長」と呼んでくれる様になった🙏🏻
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「始めに最難関課題を突破してしまえば、後は何でもできる気になっていく。改革の道はまた始まったばかりだ。
⭕️私は全ての取引先を見直す決断をした!
先代に当たる叔父にリベートを渡していた業者や 古株の従業員と馴れ合いの問屋、包装資材、乱暴な配送業者etc.その多くは私が『普通の』改善要求をしても話し合いさえも拒否してきた(笑)。
不審な動きが始まった…。
なんと今まで「美味しい」取引をしてきた取引先が、先代社長(今は誰も相談しない相談役)をもう一度社長に復帰させることを画策していたのだ。その中には先代に付く古株社員も含まれていた。
それが誰か?どの取引先か?は調べなくても分かる。私が社長就任パーティをビアガーデン🍺で割り勘でやっていたのと同時刻に、別の高級クラブ🍷で先代の「相談役就任パーティ」に参加していた連中である。それも上納金一社10万円ときた(◎_◎;) 踏み絵かっ (笑)
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店と問屋は運命共同体のはず!ウチが「生きるや死ぬや」の時に、一緒に乗り越えようとするのが仲間だろ?ヨットを買うほどの利益を僅かなリベートと引き換えに蓄財した器量は褒めてやるが、お人好しの先代がここまでナメられていたことに腹が立った💢🔥
そこでリストアップ!
✅私が社長になったことを望まない取引先
✅ウチとの取引だけで成り立っている業者
✅すぐリベートの話を持ち出す営業担当者
✅早い話、私のことが嫌いな取引先
私はそんな業者をすべて「取引停止」にして、帳合(仕入先)を仲人の問屋からチェンジした例の条件のいい上場会社に振り替えていった。
(最悪、詫びを入れてきた業者も一社取引をやめて複数社の相見積もりを前提にした)
こうして①異常な安売りを止め、②無駄な経費を削り、③利益率が向上して、1.5億の赤字は、みるみる急回復していったのである↗️
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しかし私に切られた業者が黙っているはずがない!踏まれた方は忘れない…。「こんな若造社長は潰してしまえ💢」
敵の数は弊社の増加した利益に比例して、どんどん増えていった。良くない噂が業界内を駆け巡る…。
そりゃそうだ、私の味方はお客さんと現従業員と新たな取引先、敵は切られた取引先、いつも私に話題をさらわれる県内競合店すべてである。当時私は、県内で一番若いスーパーの社長でもあった。
それから私は毎日、幹部の勧めで緊急発報器付きのSECOM端末を持つことになる。