炎をゆらぎが癒される。
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12月末のある日、『尾白の森キャンプ場』へとやってきました。
ここは『尾白の森・名水公園べるが』という大きな公園になっていて、キャンプ場や日帰り入浴、ほかにもいろんなイベントが行われる施設になっています。
山帰りに日帰り温泉を何度か利用したことがあって、いつかキャンプしに来たいと思っていたのですよね。でもまさか真冬に来るとは。
チェックインは13時~。
ちょっと早めに到着して、公園内で軽くお昼を食べようとやってきました。
座ろうとしたら、滑ってずっこけているニゴウ▼
お昼は簡単にカップラで。
職場の人にUSJ土産でもらったやつ▼
柚子香るなんちゃら味でしたが、なかなか良いお味でした!
時間になったのでチェックインをしにいきましょう。
今回は電源なしのオートサイト(4,500円)にしてみました。
フリーサイトの方が若干安かったので迷ったのだけど、車横付できるオートサイトのがいいかなと。
さっそく設営。
しかしここの地面が硬いのなんのって!
硬すぎてペグが折れる事態まで発生ですよ。。。
まあアルミのやつだったからね、折れたりもするでしょうけど。
それでも鍛造のペグを使っても、8割くらい硬くて刺さりにくい印象でした。
設営をしたら、キャンプ場内をお散歩。
赤丸のところがテントサイトになるのですが、バンガローもたくさんあったし、場内の広いこと!
森の総合案内所▼
広場みたいなところには、薪でVERGAってなってた♪
サインが可愛い♡
こちらは炊事場▼
給湯器があるので、お湯が使えました!
下部の蛇口が水で、上部についてる蛇口からお湯が。
でも時間がかかるのでしばらく待たないといけないのと、朝は凍結していたのか水しか出ませんでした。(下部のみ)
トイレ▼
洋式で、暖房便座なのがめちゃくちゃ嬉しい♪
ちなみに暗くなるとこんなかんじでライトアップしてくれてました。
トイレまでの道のりが明るくてとっても助かる~。
(奥に見えるのは炊事場)
サイトにもどってきました。
このあとニゴウは軽くランに行くようなので、コーヒーでもとお湯を沸かしているところ。
そうそう、こちらが我が家のアラジンストーブ。
冬のキャンプに連れていっていたのに、いつも写真を撮り忘れて今回ようやくの初お目見えでございます。
コーヒーのお供は、頂きものの『きみのまま』。
小ぶりで味が濃い『紅みかん』も持ってきました♪
明日の朝に日の出を見るスポットを探しつつ、甲斐駒さまを眺めにきました。
こちらは尾白の湯のあたりであります。
まっつぁおな空に、甲斐駒さまが映える~。
その後はニゴウは予定通りランへ。
べるがの中よりもちょっと近いぶん、凛々しさがさらに際立つ甲斐駒よ。
なぜかいらしたカールおじさん(笑)
一方ワタシはというと、火熾しに励んでおりまして。
薪が湿っていたのか、なかなか火が広がってくれずに難儀しちゃいまいましたが、なんとかやってやりました。
はい、このランタンの向こう側のアレですよ!
じゃじゃーん、我が家にもついに薪ストーブが!
前と左右の3面ガラスのタイプなので、のんびり火を眺めるには最高!
薪ストーブはニゴウがずーーーっと欲しい欲しいと言っていたのですが、その頃の我が家のテントは山岳用しかなく。。。
ワタシもキャンプ用の大きいテントが欲しいな~と思っていて、どうせ買うなら薪ストーブも使えるやつをと今年ようやくモーニンググローリーに入れた経緯がありまして。
ただ肝心の薪ストーブが決まらずに長いこと迷っていたのですが、冬のボーナスのタイミングで見つけてしまった!
お値段がけっこうしたのですが、ちゃんとしたものを買えば長いこと楽しめるよね!と買っちゃいました♪
本体以外にも煙突延長したり、ガイロープ張るための小物をそろえたりして、今回シェイクダウンなのであります。(初回の火入れは事前に自宅でしてきました)
炎を眺めているだけで、なぜこんなにも癒されるんでしょうね。
ずーっと眺めていても全然飽きない。
そういえば温度調節には気をつけて使っていましたが、煙突の根元が真っ赤になっていました。
いろんな人の使い方の動画やらブログやらを見ているときにも、やっぱりこんな風になっているようすが出てたんですよね。
温度が高すぎるとなるとかなんとか。
薪を入れすぎないように気をつけたら収まってたような。
そんな薪ストの話題はこのへんにして、この日のキャンプごはんを。
と言っても、いつものごとく簡単なものばかりですけど!
まずは『黒豆×クリームチーズ』▼
毎度おなじみ『枝豆ガーリック』▼
ちなみに調理はこの薪ストの上で行ってました。
これがめちゃんこ楽だった~。
いちいちガスコンロ用意しなくていいし、火が強ければ横の網に一時避難しておけばいいし、なにより焚き火じゃないので匂いが服や髪に付かない!最高だわ。
火の事故がコワくて渋っていたけど、買って良かった!
そしてお次は栃尾の油揚げを焼きまして、(網焼きは薪ストではムリだった。。。)
『栃尾の油揚げ、おろしポン酢がけ』▼
これは事前に仕込んでおいた『たらとブロッコリーのアヒージョ』▼
冷凍しておいたのを持ってきたので、ガッチガチに凍っております。
ぐつぐつさせて、
焼いたパンにオイルをつけていただきました。
あー、おなかいっぱい!
と言いたいところですが、実はワタシ炎のゆらぎばかり見ていてほとんど食べてないのですよ。
ニゴウが知らぬ間にむしゃむしゃしていた。。。
太めの枝を丸ごといれるのは、黒煙が出やすいのかな。
だんだんガラスが煤けてきた。。。!
さっきのアヒージョで終わりかと思いきや、実はメインはこちら。
またも松尾のジンギスカン!
里山CAMPUSに引き続いて2回目の登場であります。
今回は豆もやしとニラをいっしょに焼いてみました。
〆は冷凍うどんで。(1玉)
今度こそ、おなかいっぱい!
っていうか、ニゴウもガツガツ食べてたけど、あの人の食欲は底なしすぎない?
その後はひたすら炎を眺めながらのんびりと。
いやー、ずっと見ていられるー。
20時で1℃とけっこう寒かったので、寝る前に太めの薪を2本投入して寝ました。
2時間後くらいに目が覚めたら、すっかり消えてましたけどね。
夜寝てるときに使うのはあまり推奨されないとは思うのだけど、火が長持ちするのはどんな使い方が最適なんでしょうね。
翌朝、起床時はマイナス3℃。
実はキャンプ用にシュラフも新調してまして、今回ナンガのオーロラ600DXをシェイクダウンしておりました。
一応インナーシュラフも使ったけど、ぬくぬく寝られて快適な夜でした。
朝ごはんをちらり。
いつものパンに乗せる目玉焼きとともに、食欲旺盛なニゴウ用にポトフを温めております。
目玉焼きの黄身を潰したあと、どうやって食します?
ワタシはまわりにまんべんなく広げてから食べるのですが、ニゴウは食べるところにその都度かけて食べる派らしいです。ってどうでもいいね!
チェックアウトは11時とすこしゆっくりめなのですが、なんせはじめての薪ストだったので、片付けに時間がかかるのを見越して早めに片付け開始。
意外とさくっと片付けられた♪
キャンプの受付棟近くにあった薪置き場▼
我が家にもこういうの欲しいなぁ。
チェックアウトしたら、尾白の湯まで車を移動させてひとっ風呂浴びに行きます。
キャンプ場利用者は200円引きで、630円/人で入れちゃうんだとか。
あー、さっぱり!
すでにお腹ぺこぺこだったので、お昼はすぐ近くにある道の駅はくしゅうにて。
これは。。。鶏天丼とかだったかな?
美味しゅうございました♪
その後は甲府に移動し、SUNDAYへ。
ニゴウが何やら取り置きしてもらってたようで、ほくほくして買い物してました。
そのままR52経由で帰るつもりだったのですが、富士山方面で寄りたいお店があったので、ちょっとドライブがてら予定変更!
交差点にもちっこい富士山♪
というところで、そろそろ我が家の初薪ストキャンプレポはおしまい。
何年か前に年末に竜ヶ岳へ行ったとき、登山口にある本栖湖キャンプ場がめちゃくちゃ混みあってたということがあって、今回も混んでるかと思って行ったら、なんと我が家含んで3組のみ(笑)
あれは大晦日だったからですかね?
昨今のキャンプブームの盛り上がりはどこへ?というくらい、とっても静かな時間が過ごせました。
薪ストーブも最初の火入れこそ手間取ったけれど、炎のゆらぎにとても癒されたし。
星もすーーーごいキレイだったし!
一年の労いをするのに相応しい休日になりました。
それではお次はまとめレポをお送りします~。
<完>