▲金峰山【奥秩父】2022.05.15<後篇> | ロマンはどこだ!

ロマンはどこだ!

ロマンを探して山旅を。
ぼくらは希望の音を鳴らして歩くのだ。

 

五丈岩は青空とよく似あう!

 

 

日時:2022年5月15日(日)

山名:金峰山 2,595m(奥秩父)

天気:くもり時々晴れ(6~15℃くらい)

ルート:瑞牆山荘からのピストン

 

 

*****

 
 
砂払ノ頭に到着したところからのつづきであります。
ここからは岩々の稜線を、アップダウンをくりかえしながら進んでいきます。

 

 

 

ちょっと進んで振り返ったところ▼

尖った岩の出ているところが、砂払ノ頭です。

 

 

 

おぉー、なんだかおぞましい岩稜帯が出てきましたよ!

このへんが『千代ノ吹上』というあたりかな。

 

 

 

風に煽られてこっち側に落ちたら、イチコロでしょうねぇ。。。

 

 

 

歩くトレイルは先ほどの左側。

こんなかんじでまたも鎖場が登場してきますが、高度感があまりないのでわりと楽に登れました。

 

 

 

ヒュルリラはしていないけど、鎖がついてるだけあって傾斜はすごいな。

 

 

 

瑞牆山方面が見えております。

大ヤスリ岩がちいさく見える♪

 

 

 

時折ガスに飲まれながら、登ったり、

 

 

 

下ったり。

場所によっては風が吹くので、ちょっと寒い。

 

 

 

am9:28

砂払ノ頭から30分で分岐にやってきました。

ここで山頂方面と小屋方面に分かれます。

山頂でゆっくりする前にトイレに行きたい頻尿のワタシは、小屋方面へと進みたいと思います!

 

 

 

しかしこちらのトレイルの残雪のすごいこと!

 

 

 

場所によってはこんなかんじで凍っちゃってるし。

 

 

 

 

 

すってんころりんしないようにと、慎重に。(いつもだわ)

 

 

 

あぁ!こういう鉄橋がけっこう滑るのよ!なんて言って渡りましたが、全然大丈夫でした。

 

 

 

am9:51 @2,437m

ようやく金峰山小屋のところにある分岐に到着。

一旦小屋に寄って、またこの分岐から山頂を目指します。

 

 

ちなみに小屋への巻道は、結局半分くらい残雪がありました。

所々で凍っているところがあったので、なんとかつぼ足で行けた!というギリギリなところでした。

 

 

分岐のところからは、先ほどとは位置が変わってきて瑞牆山がよく見える。

でもうしろの八ヶ岳はガスで雲隠れ中。。。

 

 

 

こっちは南ア?

 

 

 

 

 

【金峰山小屋トイレmemo】

 

 

 
○個室×3(洋式)、男性小×1
○トレペあり
○洗面台(鏡付)あり
○200円
※お香が焚いてあった!

 

 

am10:01 @2,437m

では!スッキリしたところで山頂に向かって出発しましょう!

 

 

 

そういえば小屋の写真を撮っていませんでしたが、分岐からちょっとだけ下がったところにあります。

分岐から小屋の屋根が見えております▼

 

 

 

小屋から山頂に向かうトレイルにも、残雪が現れました。

ここを下っていくのはちとキツイな~。

 

 

とはいえ、こちら側の残雪はほんの一部分のみでした。

 

 

そうそう。

前回金峰山に来たときに、山頂直下のこの岩稜帯にとても難儀した記憶がありまして。

これを下るよりも登るほうが良い!というので、先に小屋に寄ったというのもあります。

 

 

前回来たのが9年前。

あれから整備されているのか、自分が慣れたのか、このあたり全然コワくなかった!

難なく登っていく自分に、自分でもビックリですよ。

あとは山頂から五丈岩間のところがキモだな、うん。

 

 

歩いてきた千代ノ吹上方面▼

こうしても見ても、けっこうアップダウンがありますね。

そしてそのうしろに見えるのはなんだ?北アだったっけか?

 

 

 

am10:30 @2,595m

金峰山到着です!

あ、頂標が変わってる♪

 

 

さー、ここから問題の五丈岩に移動しますが、ワタシの岩稜帯歩きはどうでしょうか!

と思ったら、ここも全然楽勝だった!!!

あんなに恐怖を感じていたのに、なにこのちがい。

自分の成長ぶりに感動すらしてしまう。

 

 

そんなわけで、五丈岩前に来ましてパチリとな。

 

 

 

ちょっと風があるけど、防寒着着込んでお昼にしましょう。

 

 

 

いつもの簡単冷凍チャーハン&今日はめかぶスープ!

 

 

日曜なので、いつもよりもたくさんの人の行き交うようすを眺めつつ、しばし休憩。

 

 

am11:43 @2,595m

お、ようやく青空が見えてきました。

やっぱり青空バックが映えますね~。

我々もそろそろ下山しましょう。

 

 

 

 

 

下のほうに瑞牆山▼

瑞牆山と金峰山って、けっこう標高差あるんですね。

 

 

 

ひと山越えて振り返ったところ▼

 

 

 

 

 

30分ちょっとで小屋への分岐を通過。

 

 

 

なんだかなかなかところを登って行きますね。

これは多分、千代ノ吹上のあたりだったかな。

 

 

 

だいぶ下ってきました。

真ん中左のぽっこりが五丈岩かと思うのですが、ここからだと形が全然ちがって見える。

 

 

 

分岐から30分弱で、砂払ノ頭までもどってきました。

稜線歩きはここでおしまい、樹林帯へと突入いたします~。

 

 

 

pm1:33 @2,201m

大日岩の道標のところにやってきました。

 

 

 

そこから鎖場などを通過し。

(帰りはやっぱりちょっとコワかった~)

 

 

 

 

 

pm2:18 @1,992m

大日小屋も通過~。

 

 

 

 

 

pm3:02 @1,811m

ようやく富士見平小屋へともどってきました!

 

 

ここまで来たらもうあと1時間もかからないので、小屋の前でちょっくら小休止していきましょう。

テン泊する人たちが思い思いの時間を過ごしているのを横目に見ながら、我々はあともうひとふんばり!

 

 

pm3:41 @1,510m

そして無事下山ですー、おつかれさまでした!

 

 

 

【ワタシのコースタイム】

 

○往路:5h(休20含)※小屋経由

○山頂休:1h13

○帰路:4h(休約10分含)

 

 

【下山後温泉】

 

みたまの湯 780円

 

 

*****

 

 

金峰山で懸念していたのがやっぱり岩場。

前回行ったときの印象が強かったので心配していたのですが、そんな心配はどこへやら。。。の軽快な歩きができました!(ワタシの中では)

でもまぁ帰りの鎖場で急に恐怖心が現れて、そこからはペースがちょっと乱れてしまいましたけどね。

それでも以前にくらべると、楽しんで歩けるようになったのが大進歩でした。

 

お天気はほぼくもりだったわりには、南アの南部や八ヶ岳、あと書いていませんでしたが御嶽や乗鞍も見えておりました。

富士山は終始雲隠れ中だったのが残念でした。

いやぁ楽しかったなぁ。

 

 

<完>