▲北八ヶ岳 2012.09.10-11③ 白駒池~にゅう | ロマンはどこだ!

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ロマンを探して山旅を。
ぼくらは希望の音を鳴らして歩くのだ。


≪▲北八ヶ岳 2012.09.10-11① 麦草峠~白駒池入口≫ はこちら

≪▲北八ヶ岳 2012.09.10-11② 白駒池入口~白駒池≫ はこちら


レポのつづきが書きたいのに、なかなか書けませーん。゚(゚´Д`゚)゚。
ようやく③のアップです!


。。。えっと、どこからだったっけな(;´∀`)


あ、そうだそうだ。
『にゅう』への分岐からでしたね!(11:22)

のらりくらりと。


いろんなかたのレポにもあったんですが、道しるべに書かれているにゅうの名前っていろいろあるんです▼

のらりくらりと。

『にう』とか『乳(ニュウ)』とか。
正式名称はなんなんでしょうねぇ。


ちなみに『にゅう』の語源は、

◎刈り取った稲を円錐形や円筒状に高く積み上げたものを『ニホ』という

◎遠くから見ると、女性の乳の形に見えるから


という説などがあるそう。
上の説だけだと『乳(ニュウ)』とはならないだろうから、どちらも踏まえてつけられたのかしら。


さて。話をもどしましょう。

にゅうへ向かう分岐からは、ちょっと足元がゆるゆる。
ここら辺が一番鬱蒼としていて、登山道も湿ってた気がします。
丸太もすべりやすかったなー。

のらりくらりと。

ゲイターを装着せずに(というより持っていないのです)挑んだ我々ですが、ここらへんはゲイター付けたほうが無難かも。
事前や当日の天気によって。ですが。


登山道が苔苔▼

のらりくらりと。


のらりくらりと。


これは倒木なんですが、おじいちゃんドラゴンのようでなんだかかわいらしい▼

のらりくらりと。


なんだか明るい場所に出たようです!▼

のらりくらりと。


『白駒の湿原』▼(11:35)

のらりくらりと。

だんなさんが「湿原歩きしたい!」と言っていたけれど、事前のリサーチでここはかなりスケールがミニミニだということが判明。
。。。たしかにー!だって一瞬で終了(笑)


のらりくらりと。


規模がちいさくても、はじめての湿原歩きを体験した我々からしたら、とても気持ちいいものでした。
鬱蒼としてる場所からぱっと開けたところに出たから、よけいにそう思うんだろうね。


のらりくらりと。


「ぃやっほーーぅ♪」なワタシ▼


のらりくらりと。

▲の写真、だんなさんが撮ったなかで一番好きなやつです。
でもなー、これが青空だったらなー!!いやでも、空はちゃんと青かったハズなんだけどなー。なぜー。



ここからはまた樹林帯に突入です。

のらりくらりと。


のらりくらりと。


コレコレ!▼
この丸太がすべりやすいんですよー。

のらりくらりと。

だんなさんはいつもの如く、調子に乗っています。


のらりくらりと。


のらりくらりと。


のらりくらりと。

▲も▼も食べられそうなくらい立派!

のらりくらりと。


だんなさんを狙う、ふたつのキノコ▼

のらりくらりと。

「お、アイツ来たぜ」 「もうちょっと近づいて来いよな」 「…」 「…」



のらりくらりと。


ハイ、分岐~▼(11:52)

のらりくらりと。

ってことは右だね!

のらりくらりと。

と、道しるべをよく確認もせずに進む我々。


…えっ!よく見てないの???



のらりくらりと。


なにも気づいていない、余裕なだんなさん▼

のらりくらりと。


…ねぇ、なんかこの道ちがくない?

のらりくらりと。

今までは苔苔してる道でも、なんとか踏み跡があったのにそれもないようすだし、クモの巣もやたらあるし。。。

でもさっき分岐あったよね~?と、さっき撮った写真を見返して見たら。。。
コレね▼

のらりくらりと。

なんと!分岐ではなく、ただの道しるべでした(;´д`)トホホ…

×印のほうは、分岐でもなんでもなかったようです▼

のらりくらりと。

<看板見たら分岐と思え>なんて、教わったわけでもないのに。
思い込みってコワイ!
でもすぐ気づいてよかった~。10分ほどで軌道修正できました!ホッ。

気を取り直して、矢印の方向へ進み直します!


のらりくらりと。


このあたりから、だんだんと勾配がキツくなってきます。

のらりくらりと。


ちくわ~▼

のらりくらりと。


『にゅうの森』▼(12:08)

のらりくらりと。

苔の絨毯がステキ( ´艸`)♪


のらりくらりと。


ここがホントの分岐でした!▼(12:20)

のらりくらりと。

『にゅう』に行く方向と、『白樺尾根』や『稲子湯』へと行ける方向への分岐。
ちなみに。。。ちょっと遠回りになりますが、もうすこし先にある分岐からでもおなじところへ行けますヨ!


のらりくらりと。

ようやくお山歩きらしい勾配がつづき、ワタシの息もゼェゼェハァハァ。
それでも登りっぱなしじゃないから、前回の御嶽山よりは楽かな~。

赤いテープを頼りに、今度はまちがえないように!と慎重に道を進みます。


絡み合う根っこと岩▼

のらりくらりと。

足を引っかけないように、迷わず素早く。でも慎重に。しかも小股で!


モリゾーっぽくない(笑)?▼

のらりくらりと。


お次の分岐に到着です▼(12:52)

のらりくらりと。

ここがもうひとつの、遠回りになる『白樺尾根』と『稲子湯』へと行ける分岐。

そうそう。
▲の道しるべの左脇に、切株がありますよね?なぜかそこには。。。


のらりくらりと。

キティちゃん(笑)!!


なんでー(笑)
しかも米俵かかえてるし!


のらりくらりと。

このあたりで10人ほどのおっちゃん&おばちゃんたちと遭遇。
ん?なんだか見たことある人たちだぞ!と思ったら、≪麦草峠~白駒池入口≫あたりでノロノロしてた我々を、すったかた~と軽快に抜いて行った団体さんでしたw

ワタシたちがノロノロしてるあいだに、おばちゃんたちはもうにゅうに行って来たらしく、


「キレイだったわよ~!富士山も見えたし!天気がいいうちに早く行ってきなさいよ」


と言われつつ、しばし談笑(笑)
若いカップルだと思われたらしく、しきりに「青春ねー、いいわー」とおっしゃってました。

『若い』という単語にそろそろ違和感を覚えつつも、いつまでも言ってもらえるもんでもないので、訂正もせずありがたくいただいておきました!

ってこういうのがね、もうおばちゃんの域に突入してる気がするんだけどね(笑)


「あと5分だからがんばってー」という声援をいただき、おばちゃんたちとはこれでお別れ。

のらりくらりと。


ペラペラの木▼

のらりくらりと。

こんな姿になっても生きてるんだもんねー。すごいなー。


あ、気づけばもうこんなに明るくなってきましたよ~!!
ファイトー!ワタシ!!

のらりくらりと。


おほー!あれが『にゅう』かー!
(左側の一番高いところ)

のらりくらりと。


ちょうどここにいたおじさまが、≪左側から登るのが行きやすい≫と教えてくださったんですが、高いところが苦手なワタシは、これがけっこうキツかった!
何度も「(lll゚Д゚)ヒイィィィ!!」と言いながら、ようやく山頂へ到着です!(13:10)


こちらは先ほどウロウロしていた『白駒池』が見える北側▼
(まんなかのが白駒池)

のらりくらりと。


でもってこちらがその反対側▼
右の奥~のほうに、アタマだけぽこっと顔を出してる富士山が見えました~!

のらりくらりと。


そしてこちらはその右下方向▼
このあと通る予定の登山道の端っこが、崩落してますね~。コワ~。

のらりくらりと。


なかよく三角点で記念撮影!【2351.9m】

のらりくらりと。


さっきも書きましたが、高いところが苦手なワタシ。
それでもがんばって山頂バンザイをしてみました!ワーイ♪

のらりくらりと。


なーんて余裕そうに見えますが、シャッター切れたと同時に腰がひけるワタシ▼
またしても「Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ」って言いまくり(笑)

のらりくらりと。


だんなさんはなんでこんなに余裕なんでしょうねー。うらやまC!

のらりくらりと。


天気もいいし、風もそよそよ。最高に気持ちよかった~!
天気がよければ『雨池』も見えるんだとか!
でもこの日の天気じゃまだまだだったのか、まったく確認できませんでした。むぅ。

今回「北八ヶ岳に行こう!」となり、いろいろ下調べをしていたら、にゅうってイマイチ人気がないお山みたいですね。
メジャーなルートからちょっと外れてるっていうのが一番の理由らしいですが、それでもいくつかのパーティとすれ違ったのは、都会のお山だからかしら。

いやー、でもこんなに気持ちいいんだもん!人気がないなんてもったいない!
あー、ここでお昼寝でもできたら幸せだろうなー♡


なんてうっとりしてるワタシは置いといて、そろそろ<その④ >へと続きます~。