▲岩古谷山【799m】2012.05.29③<完> | ロマンはどこだ!

ロマンはどこだ!

ロマンを探して山旅を。
ぼくらは希望の音を鳴らして歩くのだ。


岩古谷山【799m】2012.05.29 その1

岩古谷山【799m】2012.05.29 その2



岩古谷山レポもそろそろ終盤!
無事頂上に登ることができた我々。
<その3>は下山の様子を書いていきまーす。

よろしければもうすこし、おつきあいくださいませ。



山頂でお昼ゴハンにしようと思っていたんですが、やっぱりクマンバチが気になる!

行きが1時間半で来れたなら、下山は1時間くらいで行けるんじゃない?
だったら下りて、車で食べようよ。

ということで、おやつのみ食べて下山することになりました。


下山は「堤石トンネル登山口」に出たかったので、登りとはべつの道を行きます。
頂上から下ってすぐ右側に、鉄製の階段。

よし!これを下るのだな。


のらりくらりと。



下山の道は登ったり下ったり、でも比較的平らな、歩きやすい道でした。


のらりくらりと。




と、この辺であることに気づきます。

「おや?」と首をかしげるだんなさん▼


のらりくらりと。



看板に以下の文字。


<鞍掛山〇km →>






鞍掛山?







!!!!!!




み ち を ま ち が え ま し た !

Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ




またもやおとなりのお山へ、今度は縦走しかけてました!
本日の道迷い、2回目(爆)

おかしいと思ったんですよねー。
下山なのに、あんまり下ってるかんじがなかったし。


もー、お昼食べてないのに!
トイレ行きたいし!
生理前でちょっと微熱っぽいし!

あーん、おうちに帰りたいよー(涙)!

てなかんじで、ワタシのココロはぽきっと折れました。
なんせ2回目ですからね!



またもや地図見て、コンパス見て、スマホで現在地見て…と





さ。もどろっか…







来た道を引き返しながら、だんなさんと、

「でもさー、ほかに下山する道なんてあったっけ?」

「えー!見つからなかったら、登りに使った道下山すんの?超コワイんですけど!」

と言う会話で、さらにへこむワタシ。


そのときのワタシには、クマンバチが飛びまわってるあの道を下る気力が残っておらず。
(めっちゃコワかった!)
でも下山口を見つけられなかったら、行くしかない。

しかも、だんなさんはちがうと言っていたけど、遠くのほうから雷らしき音が聞こえるような気もするし…。

なんだかちょっといやになってきて、しばらく無言で歩いてました。
お山ってこわいなーなんて思いながら。


歩きながら、あ!そういえばワタシ、ごはん食べてなかったんだ!と気づいて、おにぎりをひとつほおばる。
すると、すこしだけ回復。あー、元気出てきてよかった。

今思えば、元気が出なかったのはシャリバテだったのかもなー。





せっかく進んだ道を戻って、山頂付近までやってきたワタシたち。
何度も行ったり来たりウロウロしてみても、ほかの道は見つかりません。

だれかに聞こうにもだれもいないし。

よし!だんなさんの知人(登山好きな方)に聞いてみよう!と電話するものの、繋がらず…。





…。




もうこうなったら、クマンバチのいるあの道をがんばって下りよう!ワタシがんばる!!

そう決意して歩きだしたら…




( ゚д゚)ハッ!


のらりくらりと。


あったーーーーーー!!!ぎゃーーーー(笑)!

ここはさっきクマンバチに追い回されて、ろくに景色も見れずに通った休憩所▼

のらりくらりと。

この脇にしっかりと看板がありました!
クマンバチに気を取られて、全然まわりを見てなかった…。

はー、でもよかったー。
見つけたときは、だんなさんと手をとりあって喜んじゃいましたよw





さーて、下山下山♪
(13:40出発!なんと1時間20分もさ迷ってました)


下り始めてさっそく登場するのが、「割岩」。
写真ではまったくわからないのですが、文字通り岩が割れていて覗きこむことができます。


のらりくらりと。



その後、クサリ場登場!
2度の道迷いで、気持ちが折れていたワタシは迷わず回り道へ。

あんなに行ってみたかったクサリ場だったのになー。残念!
でもムリして行って、足でもすべらせたら大変だもんね!


のらりくらりと。



ちなみにクサリ場を行くとこんなかんじ▼


のらりくらりと。


なかなかの絶壁っぷりでしょw?


このへんで、すこし雲行きがあやしくなってきました。
遠くのほうでゴロゴロ鳴ってたのはやっぱり雷だったらしく、何度も聞こえてきます。


木の階段がコワくて、脇道を下るワタシ▼


のらりくらりと。


このお山はガイドブックに、

「岩場、階段、急斜面があるので雨の日は避けたい」

と書いてあります。


下山ってすべりそうでコワいのに、その上雨でも降ってきたらキケンすぎ!
雨が降るまえに、早く早く!!と焦ります。

でも焦って滑落でもしたら一大事!
落ち着いて落ち着いて!と言い聞かせ(笑)



木の根っこが入り組んでます。
ああもう!歩きづらいよー!焦るー!!


のらりくらりと。



はー、だいぶ下まで来た気がする!
あ!また雷!コワイー!


のらりくらりと。



お次は「猿渡橋」という名のコンクリ階段。
落ち葉がたくさん落ちてるので、急ぐと滑りそう!慎重にね!


のらりくらりと。


またゴロゴロゴロゴロ言ってるよ!
だんだん暗くなってきたし、今にも雨が降り出しそう!



こわれかけの東屋の下を通って、右側にある階段を下ります。


のらりくらりと。




「雄滝」と「雌滝」があるそうなんですが、これはどっちかわからず。
ちなみに水は流れてませんでした。


のらりくらりと。



でっかい岩!


のらりくらりと。




大きな岩の下をくぐって、長ーい階段を下って…

よーうやく、堤石トンネル登山口に出ました!



まんなかにででーんとそびえ立つのが岩古谷山▼
電線でちょうど見ずらいんですが、とんがってるのが山頂です。
へー、あそこから下りてきたんだー。


のらりくらりと。


あとはR473を歩いて、和市駐車場へともどるだけ!
ここまで来たらもう安心♡

だんなさんと、わははは言いながら歩いてると、雨がぽつぽつと…。
あぶなかったー!



和市駐車場到着!
14:30、無事下山です♡


この日の所要時間▼

★行き→1時間30分
★帰り→50分
★ロスタイム→37分+1時間20分=約2時間(笑)


車で帰り支度をしていると、朝出会ったおばちゃまたちもちょうど下山してきました!
登って行った登山口から出てきたので、たぶんおとなりの大鈴山に行ったんじゃないかな。


帰り道にコンビニでトイレを借りつつ、糖分補給して帰ります。
このパイシュー、皮がふにゃんとして残念だったけど、クリームがあっさりしてておいしかった!
また買おっと。


のらりくらりと。



今回のお山登り、反省点がいっぱいでした。
むしろ反省することしかない!ってくらいな(笑)

〇まわりの人にまどわされない(笑)
〇地図をよく確認する
〇視野を広くもつ(下山口を見落とさないためなど)
〇歩きかたを気をつける(左足の痛み対策)
〇トイレがないことにあせらない
〇きちんと食べる
〇コワイからとへっぴり腰で歩かない

などなど…

あ!あとザック!
今回は諸事情により前回と同様のワンショルダーバックで行きました。
が、これがなかなか悩ませてくれましたよー。
岩場などで前かがみになるとき、荷物の部分がくるっと回って前側に来ちゃって、も~ホント邪魔!
カメラもぶつけそうだし、バックは邪魔だし…。

次回はオスプレーで参戦しよう!
カメラは…、カメラバック買おうかな~。


逆によかったことがひとつありました。
おやつだけにせず、おにぎりをきちんと持っていったこと!
だんなさんに感謝だなー。






あー、それにしてもくやしい!
せっかく楽しみにしてたハシゴも岩場もクサリ場もあったのに、ぜんぜん楽しめなかった!

なんだか終始あせってばかりいたような気がします。
クマンバチに雷に雨にと。あとトイレw

クマンバチの活動時期は4~10月らしいので、次回は秋以降にリベンジしよう。


ということで岩古谷山レポはこのへんで終了です。
気づいたらけっこう長くなってしまった!
最後までおつきあいくださって、ありがとうございます★



ちなみに。
左足の痛いところってくるぶし上の赤くなってるところ▼なんですが、これは歩き方が悪いんですかね?
それとも登山靴のはき方?ほかになにか?

ちょうどハイカット部分が当たるところではあるんですよね。むーん。

のらりくらりと。-1338285784674.jpg