ユーベルント(牝6)

 

5/1(水)夕刻、臨時更新があった。

 

  • 週明けから右前球節付近に腫れと熱感があり、ここまで様子を見ていましたが、なかなかスッキリとしてこないことから、本日5月1日(水)に美浦トレセン内診療所にてエコー検査を実施したところ、右前浅屈腱炎を発症しているとの診断が下りました。
  • 患部の損傷率はコア型で約30%(見舞金18号)
  • 全治には時間を要する見込みで、再発のリスクも踏まえて堀内岳志調教師と協議をおこなった結果、誠に残念ではございますが、近日中に中央競馬登録を抹消し、匿名組合契約を終了することといたしました。
  • 今後はオカダスタッドにて繁殖牝馬となる予定です。
  • ユーベルント号にお送りいただいたこれまでの温かいご声援、誠にありがとうございました。
 
堀内岳志師談:
  • 先週の追い切り後は角馬場で飛越練習をメインにおこない、今週の出走も視野に入れて調整を進めていたのですが、このようなことになり大変申し訳ありません。
  • 損傷率からも再発する可能性は高いですし、障害競走で結果を出してきた馬ということも考えると復帰を目指すより、ここで繁殖入りするのがユーベルントにとってベストではないかと判断させていただきました。
  • クラスがオープンに上がってもやれそうな手応えを感じていただけに、こちらとしても残念な気持ちですが、まだ今年度の種付けには間に合うようなので、無事受胎していい仔を産んでほしいと願っています。

 

これで本当に受胎出来るとしたら、残念な屈腱炎ではあるが、判明するタイミングとしては悪くなかった。

 

またそうじゃなくとも、大庭和弥騎手が引退したのに合わせて引退しても良かったとも思う。

 

超ひ弱な牝馬に出資してしまい、ラッキーにも交流戦で勝ってしまったので継続となったファンドだったが、長期に渡って休養してレースに出られない運用が続いた。

 

古馬になっても平地では話にならず、仕方なく入障したのだと思うが、大庭騎手を初め陣営と本馬の努力で掲示板に何回も載ってくれ、そして遂に勝つことが出来た。

 

しかし、オープンでは勝ち負けは難しいのが現実で、定年延長が良かったのかどうか微妙なところだった。

実のところ、繁殖に上がれるのなら引退した方が良いと、私は考えていた。母優の無いクラブなら走ってくれた方が楽しいが、一口完全母優のノルマンディーなら馬によってはそれの方が楽しいのではないかと。

 

それまでの成績では、それが叶うか微妙なところだったので、2勝目を挙げることができたのは非常に大きかった。

3頭目の母馬優先繁殖牝馬をラインナップすることが出来たことは、この趣味を続ける上で大きなテンションアップとなる。

来春は無理かも知れないが、その次には元気な仔を期待している。

 

お疲れさまユーベルント!

楽しませてくれてありがとう😊