マリアズハート(牝7・鹿毛)

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奇しくも名馬達の誕生日として有名な、そして私の誕生日でもある3月10日、その午前中にマリアの臨時更新があがった。

 

 

 

3/4(土)中山・オーシャンS(G3・芝1200m)吉田隼人J・ 結果4着

  • レース後、右膝および右前球節付近が少し腫れて熱を持っている状態だったため、3/9(木)にレントゲンとエコー検査を実施。
  • 獣医からは繋靭帯炎の一歩手前にある症状と診断されています。
  • それを受けて管理する菊沢隆徳調教師と協議をおこなった結果、誠に残念ではございますが、3/10付けで中央競馬登録を抹消し、匿名組合契約を終了することといたしました。
  • 今後はオカダスタッドにて繁殖牝馬となる予定です。

菊沢隆徳師談:

  • 前半無理に出しては行かず、後方で脚をタメる形。
  • 直線勝負に徹して、外から鋭い脚で追い込んできたものの、上位までは届かずといった内容でした。
  • 昨年秋の京阪杯から3戦連続で重賞でも掲示板確保し、力を付けているんですけどね…今回また大外を引き、少々枠にも恵まれなかった印象です。
  • レース後は前走時同様に右前球節付近が少し腫れており、膝にも熱を持っている状態だったため、昨日レントゲンとエコー検査を実施しました。
  • 幸い骨折こそしていませんでしたが、繋靭帯付着部に強い触診反応を示し、『慢性疲労からくる炎症。歩様に痛みを見せており、少なくとも3ヶ月程は休養に充てたほうがいい』と獣医からアドバイスを受けています。
  • 7歳牝馬でもフィジカル面で衰えはなく、まだやれる気力もマリアには十分残っている状態です。
  • それでも、あまり夏場に強くないタイプですし、復帰時期などを鑑みれば、このタイミングで繁殖入りさせてやる結論が私自身も最善の選択と考えます。
  • 重賞タイトルにもうあと一歩届くことはできませんでしたが、リステッド競走含めて通算6勝。
  • ポテンシャルの高さは疑いようがありません。
  • この先はお母さんとしても大事な仕事が待っていますし、できればまたマリアズハートの仔を自厩舎で預からせていただけたら、調教師としてこの上ない幸せです。これまで本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

繁殖入りおめでとう㊗️🎉
菊沢隆徳師を始め、お世話になった皆さんにお礼を言いたい。
特に、松風馬事センターで担当して頂いた方に、最大限の感謝を!
ありがとうございました。
 
 
あれは5年前・・・
当時は外国産馬の色々な制限などあまり意識していなかったので、四次募集のカタログの作文に惹き寄せられポチってしまった。
 
2018年4月のフロリダ・トレーニングセールで、ファステストタイムを叩き出したとのことで、スピード系の肌にサンデー系を付けた馬が大活躍だった時期とも相まって、いちおう母馬優先も視野に入れて出資した
 
米国からオカダスタッドに輸入されたのが二歳6月で、輸入後3か月の移動制限があった影響か、ノルマン馬としては珍しく、北海道ノルマンディーファームも福島小野町も経ずに、9月に直接茨城・松風馬事センターへ移動した。そして美浦トレセンへ初入厩したのが11月だった。
 
明けて三歳になって迎えた1月の中山ダ1200m新馬戦。
スタート鋭く逃げたのだが直線で詰め寄られ、何とかハナ差(それもゴール線上だけ)で勝ってくれた。
 
この時のスタート部分の芝の走りが評価され、以後は芝を使って行く。
 
その後は、連勝ありドン底ありの山あり谷あり競走馬生。
 
その成績によって出資者のテンションも上がる下がるまた上がる笑
 
6勝を挙げながらも、最後まで重賞は獲れなかったが、夢の続きは産駒に期待しよう。
リステッドは勝ったので、ブラックタイプの文字はちょっとだけ太いよね?笑
 
生観戦は、京都・葵S、中京・鞍馬S、新潟・韋駄天S、そして昨年の中山G1・スプリンターズSと、4戦も観戦できて関東馬としては大満足だった。
 
中でもマリアに合わせて新潟遠征し、期待通り目の前で優勝してくれた韋駄天Sは、本当に良い思い出になった。(残念ながらコロナ渦で口取り式は無かったあせる
 
 
記念に最後の臨時更新も貼っておこう。
 
ほんとうにおつかれさま。
ほんとうにありがとう マリアラブラブ飛び出すハート