地下鉄サリン事件から30年。

フジテレビの良いドキュメンタリードラマでした。

 

 

営団地下鉄の無線交信、原因が分からない段階での医師らの苦闘、原因物質判明までの混乱、有機リン系と想定して動いた医薬品卸会社にスポットが当てられ、とても良かったです。。。

 

前にも書きましたが、当時私は東京で有機化学専攻の学生をしていて、たまたまその日は早めの電車に乗ったので遭遇せずに済んだという、割と渦中に居ました。

化学教室では笑い話として『(当初原因物質とされた)アセトニトリルなんか飲んでも大丈夫』と冗談を言っていたものです。

単なる報道ではなく実際病院にも警察から『アセトニトリル』と伝えられた、とのことでした。

治療に当たった医師らにしては冗談では済まないどころか、人の命が懸かっている問題。目の前の診断からそうではないと適切に判断されたのでした拍手拍手拍手

タイトル(邦題も原題のEnter Nowhere(どこにも入らない)も)見てもうーん粗筋読んでもうーんオープニングで出演者も監督も全く知らないうーん

予備知識ゼロで観て良かったニコニコ

 

 

一応、Prime Videoの粗筋を

人里離れた森の中で、夫とドライブ中にガス欠になり、ガソリンを買いに行った夫を待つサマンサは、同じように車のトラブルで立ち往生しているトムに遭遇し、無人のキャビンで一緒に夫を待つことに。そこに、もう一人、ジョディと名乗る女が現れる。寒さと飢えに震えながら、3人は奇妙なことに気づく。何度森に出ても、キャビンに戻ってきてしまうのだ。さらには、3人それぞれが認識している現在地や時代が全く違うことに驚愕する--。彼らは一体なぜこの場所にたどり着いたのか?

 

B級感いっぱいだし、なんかイライラさせる作りでしたが、そこはあえてそういう作り。最後はしっかりニヤリとさせてくれました拍手

 

1人だけいい雰囲気の俳優が居ました。観た後調べて、彼がクリント・イーストウッドの息子のスコット・イーストウッドでした。初めて見ました。

なるほど二世の配役ニヤリ

本日よりPrime Videoで見放題!ということで会社休んで朝一で観ました!!

(元々飛び石のため年に数回ある休暇奨励日なのでした笑

 

 

私が広島の劇場で観た後も公開は広がり、かつての長州の中心地・萩のミニシアターでも公開されました。行こうかと思ったのですが、現代でも同じ山口県ながら岩国~萩は遠く、行けませんでした。それだけに配信をより楽しみにしてました。

 

2回目は少しダレるかなと思ってたところあったのですが、ダレなど全くなくむしろ1回目より短く感じましたニコニコ

最初の丸顔の相棒から笑

コメディー調~泣かせるシーン~タイムトラベル物ならではのドキドキ~緊張感~オチ、それらの緩急が上手いのがよく分かりました拍手

また、福本清三さんや他の作品への敬意も散りばめられてキューン

 

2回目で気付いたのが、伊丹十三さん。「ラストサムライ」の方にばかり気を取られてました。

 

その他、名シーン名セリフいっぱいあってキリがないので1つだけ切り取り。

やっぱりこれです。

 

予想通り、山口馬木也さんは(特に時代劇での)大役が増えて来そうです。

来年の大河ドラマでは柴田勝家役拍手楽しみですニコニコ

 

3/22追記

3/24NHK BSのアナザーストーリーズの放送も楽しみ!