山の辺の道に入ってすぐ最初の目的地が西山塚古墳。

 

後円部東側の説明板より

 

これがいろんな意味で面白いと言うか残念なのです。

真の被葬者は、継体天皇皇后 手白香皇女(たしらかのひめみこ)とされています。

(なんとも綺麗な名前です)

皇統を辛うじてつないだ大事な人物。なのに治定が間違っている。ここは史跡にもなってないとのこと。

亡くなった後も夫婦そろって数奇な運命です。

 

後円部南側付近より

 

私有地になっているのか、まばらな植栽が半端なハゲ山っぽいのも残念。

この場所では今城塚古墳のように公園化は難しいとは思いますが、もう少しなんとかならないものか。

 

築造 6世紀前半

墳丘長 114m

被葬者 手白香皇女