もう終盤。
目まぐるしい盛者必衰、諸行無常。。。
・足利勢を敗走させた新田義貞の凱旋。京での栄華。
・後醍醐帝への諫言が入れられず河内へ戻る楠木正成。
でも、この時がつかぬ間の平穏な日々。同時に悲劇への序章。
・九州での足利勢力の拡大の経緯
(これが結構詳しく長かった)
・その間赤松円心は播州白旗城で新田率いる大軍に耐える。
と、なかなか読むのが重い感じで進まなかったのですが、
この後再び楠木起つ!辺りからは止まらなくなりました。
・足利勢の陸海同時東上
(やはり、すごい戦略家!)
・それを兵庫の浜で迎え撃つ新田・楠木
・楠木勢は少数で会下山に布陣!
粗筋を書くだけで胸いっぱいです。
巻末解説
・後醍醐帝と共に隠岐に行った3人の女官の実像
・新田義貞が大軍を引いて鎌倉を攻められた理由。
三浦、千葉、小山ら守護級の名族が無位無官の新田に
従うはずがなく、あくまでも足利千寿王の代官に過ぎない、
とのことでした。
次巻はもう最後。
現地とのシンクロは1巻以来ありませんでしたが、
ここに来てとっておきのシンクロが来そうです