危うく見逃す所でした、NHKの決戦シリーズ。

毎年末でしたが大河ドラマに合わせたのか前の大坂の陣から僅か3ヶ月でした。

 

 

↑は情報が少ないので公式YouTubeも。

 

そもそも「源平」というのは相応しくないので元号から「治承・寿永の乱」と言うべきとチラチラ聞くようになってます。

見直されるべき点がいっぱいありそうですが、予想以上に私の定説を覆してくれました拍手

では刺さった所を恋の矢

 

1流鏑馬は元々坂東武士のものではなく平家から取り入れた。

 

2水島の戦い(平家vs.源義仲)の平家側の戦術

 矢の照準を安定にするため船を板で繋げた

 日蝕を知っていて決戦日に選んだ

 

 三国志(演義)の赤壁の戦いの連環の計と孔明の南風を思い起こしました。

 

3一ノ谷の防御陣地 逆茂木+堀

 長篠の戦の織田・徳川連合軍の陣地と同じひらめき電球

 

4鵯越の逆落とし

 提案&実行は義経ではなく多田行綱。多田蔵人行綱としてどこかで聞いたことはありました。大活躍してたのですね。

 鵯越は急峻な崖ではなく30~40°の坂道。それでも結構急ですが、日本在来馬では難なく下ることができる。

 

5 最終決戦、壇之浦

 なんとその日、潮流の向きが変わることはなかった!

 強い潮流によって起こる還流という反対方向の流れだったとのことでした。

 

因みに、今回は触れられなかった屋島の戦いでの那須与一扇の的、「風雲!歴史大実験」という番組で、”実現可能”との検証実験をやってました拍手

 

ドラマパートも良かったです。

宍戸開さんは出演されてませんでしたが、代わって主役の平知盛を演じたのが武田航平さんという方でした拍手

初めて知ったと思います。今後要チェックです。

 

さて、「鎌倉殿の13人」は今日から大合戦の時期へ入るようです。これらがどう描かれるかも楽しみです音譜