表紙絵の通り、家康さんの海外政策。もちろん鎖国ではありません。
ヨーロッパ各国の思惑。
少し前にもその視点のNHKの番組がありました。
その思惑通りにさせなかった家康さん、更にはその前の秀吉さん(12巻でした)含めて、後世の日本人はもっと感謝せねばならないのでしょう。

が、この巻も大半を斜め読み
最終盤、成瀬正成と安藤直次の後の御三家家老への就任。
降格人事とも取れる処遇を決める件はさすが読ませました
このお陰で犬山城が最古級の現存天守として存在していると思うと感慨ひとしおでした。
最後は大久保長安事件を匂わせて完。