約2ヶ月ぶり、第21回以来の「青天を衝け」ネタです。

 

この間チョイチョイとは書いて来ましたが、大政奉還、戊辰戦争(格好いい土方さん照れ)、民部公子一行のフランス行き来と、熱くて面白い展開が続いています。

幕末ものの難点である維新後の魅力ダウンもありませんグッド!

 

そして、タイトルに「栄一」が戻って来た第29回もとっても良かったのでした。

 

山崎育三郎さんの山口弁の上手さに感心していたら、元岩国藩士登場。

玉乃世履(たまのよふみ)

知りませんでした、いや、数ヶ月前岩国市報のコラムに渋沢栄一との関わりが書かれていましたがすっかり忘れてましたあせる

 

ちゃんと「長州」ではなく「岩国」と分けられていたのもグッド!

 

短い時間だったのでどれだけの人が気付いたか分かりませんが、

明治維新で冷や飯を食った徳川方と共に、関ヶ原以来毛利家からは家臣、幕府からは外様大名と微妙な立ち位置の変則的な扱いを受けた岩国に光を当ててくれたものと思っています笑い泣き

 

更に今画像を貼って気付いたのが、「蓮池」ひらめき電球

初めて知りました。調べると肥前佐賀の支藩でした。

 

それと、赤松則良という幕臣がいました。

もう名前から太平記で活躍する赤松氏の末裔と分かりますひらめき電球

(その後、『このままだと新政府は建武の中興みたいに3年で崩壊する』みたいな台詞もあり「太平記」好きとしてもニンマリな回でしたニヤリ

 

まだまだ知らない事、知っておくべき事を教えてくれます。

このドラマのいい所です合格合格

 

玉乃世履に戻って、

演じたのが高木渉さん。

声優さんとして広く活躍されている方のようですが、私が分かる役は頭文字Dの健二。

 

私好みです。

玉乃は憎まれ役から、栄一のよき理解者になるようです。

また、Wikipediaによると、

『裁判官としての公正な裁きにより、「明治の大岡」と称賛された』とありました。

今後も注目したいと思います。

 

この回の中心は郵便制度。

前島密がその父として知っていましたが、杉浦愛蔵(譲)の方は知りませんでした。

志尊淳さんが演じているのはこういう役どころだった訳なんですねひらめき電球

 

その他、度量衡、鉄道、産業、軍隊等々全て一から近代国家を造って行った先人の苦労が思いやられました。

一方で、この上ないやりがいのある仕事でもあったのだと思います。