小河ドラマ第2弾は坂本龍馬。

2010年の「龍馬伝」対抗で、2018年放送でした。

 

基本コメディーなのは同じですが、劇中劇の坂本龍馬役が武田鉄矢さんと来たら趣が変わります。

 

 

武田さんの龍馬好き、リスペクトは尋常ではありません。それを知っていて観ると、『人生最後の龍馬役』という台詞からもう涙ものでした。

 

きっと本当に本物の龍馬に逢えたらこんな感じの歓喜と戸惑いなんだろうから、演技ではなく素なのかもと思ってしまいました。

 

そして、お話は龍馬の数々の英雄譚、美談、逸話が創作であることが明らかになって行き(剣の達人ではない、勝海舟には松平春嶽の紹介状を持って会いに行った、船中八策は勝海舟のアイデア等々)、『実は龍馬は何もなしていないのでは』と思い至るようになる。

 

しかし、現代での振る舞い、影響力から『龍馬にしかなしえない役割』に気付くというものでした拍手

 

JIN-仁-と同じぐらい最も龍馬の本質を表した作品だと思います。

 

同時に、武田鉄矢さんの金八先生以来の作品とも絡めて上手くできてました。特に船中八策と金八を絡めたのは巧い!

 

次は徳川家康DASH!