アメトーーク「マンガ大好き芸人」で唯一読んでみようと思ったのがこの『葬送のフリーレン』。
GWをマンガ週間と決めた訳ですが何となく後回しにしてて、漸く読みました・・・めっちゃ面白い
しかも、今日5月27日はドラゴンクエストⅠが発売されてからちょうど35年となる日
またこの上ない良い巡りが来ました。(実は昨日書くつもりだったのですが、1日だけ調整しました)
魔王を倒した後の勇者パーティのその後、寿命が長いエルフの魔法使いだけが生き残って・・・というお話。
魔王を倒し王城へ帰還する最初のシーンでの勇者の台詞が
帰ったら仕事探さないとな・・・
もうこれで私のお気に入りが決定したようなものですが
ドラクエ風のロールプレイングゲームのテイストはしっかり引き継ぎつつ、人間以外との価値観の絶対的な違い、見習い魔法使いの戦死率とか改良による魔法の進化等、リアルさ加減が絶妙
基本ドライな主人公エルフが、ほっこりさせてくれたり、ミミックには必ず食われたりするお茶目な所もまた絶妙
人生ってのは
衰えてからのほうが
案外長いもんさ。
なんて名言も
そして『王様ケチ問題』もちゃんと突っ込んで、納得の回答をしてくれます
これからも買って保存版にします。
それから、もちろんこれを読む時のBGMはドラクエ
やっぱりⅠから、いや大好きなⅤから、いやいやこの作品のオーソドックスな勇者・戦士・僧侶・魔法使いパーティーに敬意を表してⅢからにしました
結局、Ⅲ→Ⅴ→Ⅵ→Ⅰ・・・とエンドレスで聴いてますが
フリーレンの戦闘シーンがドラクエ戦闘シーン音楽と重なったときはもう
最初の本格的な戦闘相手がⅤのブオーンに似ていたのも
実はドラクエとかゲームに費やしてきた時間は無駄だったのかもと後ろめたさが少しありました。
しかし、数十年を経て新たな作品を生み出す古典文化、あるいはオペラ並みの総合芸術を体験・蓄積してきたんだと思い直しました。
今日という日を記念して、「Ⅰ」を貼っておきます
(それにつけても、改めて、すぎやまこういちの音楽×鳥山明の絵は感動ものです!)