2021年の書初めは、徳川家康となりました。

 

 

巻名の通り、まさに竜虎の家康と秀吉。

その和合へと至る過程の狭間で非業な定め、

表紙絵の朝日姫、

その夫の佐治秀正、

前巻からの石川数正、、、

そして、秀吉さん自身もその例に漏れずであることを、次の嘆息で知らされました。

 

一族を幸せにするために出世したのに、一族を不幸にしている

 

これは刺さりました。

 

それにしても、石川数正、もっと現代でも評価されるべき人物ですね。

あの美しい松本城を築いた訳ですから。

そして、私が唯一まだ行ったことがない国宝五城。

雪が解けて、コロナが収まったら一番に行くかなうーん