巣籠り連休は、JIN始めいいTV番組や映画のお陰で意外と忙しかったのでした。
それもあって、3冊準備してた本の内、読めたのはこの1冊
1937年のゲルニカ空襲、
2011年の9.11、
そして、2013年のイラク戦争。
マハさん得意の時空を行き来しながら、
名画の誕生、画家の心の内、それを周りで支える人々を温かく、生き生きと描いて見せてくれます。
そして、主題である”アートの力”も。
重いテーマの中で、「楽園のカンヴァス」とのつながりを織り込む所は、思わずニンマリでした
文庫でお得な点として、解説が池上彰氏。
物語と発端となる、国連での”ゲルニカ暗幕隠し”は実際にあったことなんですね
ただ、主役のこの絵。
読みながら何度も本の表紙で観ました。この絵の力を少し理解でき始めた実感はありますが、正直、”変な絵”の域を出ません。
実物を観ねばなりません。
しかし、スペイン・・・いつのことになるやら・・・と思いきや、
巻末の「協力」
ニューヨーク近代美術館
プラド美術館
国連本部
群馬県立近代美術館
なんと、3つあるタペストリーの内の1つが日本にあるのでした
また高崎に行かねばならない用事が増えました