『火の鳥』は元より、手塚治虫作品を愛読するきっかけに
なったのがこの「火の鳥 望郷編」
学生時代のある日、初めて酔い潰れて友人の
部屋に担ぎ込まれのでした
翌日は酷い二日酔いで、しばらく居させてもらうことに。
そこに、前の住人が残して行ったという「火の鳥 望郷編」が
転がっていました。
(因みに、この前の住人は後に一躍時の人となり
ビックリした、っというのは蛇足です)
この哀しい、悲しいお話が深く突き刺さった訳です。
直ぐに火の鳥全巻 を買い揃え、「ブラック・ジャック」 、
「アドルフに告ぐ」 ・・・と手塚作品を読み漁って行ったのでした。
さらに蛇足で、この部屋の友人は、気に入った曲を
何週間も1日中延々と1曲リピートで聴き続ける、
というやつでした。
その時のお気入りがプリプリの「M」。
悲しいお話と、悲しい歌声が妙にシンクロしてしまって、
セットで記憶付けられてしまった訳です。
と言うことで、プリプリ を聴くきっかけにもなった一冊なのでした。
~久々に「M」を聴きながら・・・
この曲はいつ聴いてもなんか切なくなりますね。