横山秀夫作品は映像作品を観るばかりでいつか原作を読もうと、この64(ロクヨン)も何度か手に取ったのですが、重そうで読むには至りませんでした。

一方、64の映画ドラマもまた観たいと思って放送をチェックしていたら、この9月にドラマの放送がありました。

 

ドラマをより楽しむためにということで、ようやく読み始めました。

 

 

『わずか7日間しかなかった昭和64年に起こった未解決誘拐事件』

なんですが、そこに行く前のマスコミの自己満足的な身勝手さ、警察内部の組織力学とかが重く、長く、全く共感できず、ドラマ見てなかったら読むの止めてたレベルでした。

 

何とか読み進める内に、横山秀夫さんの巧さと言うか凄さに気付きました。

主人公の三上の周囲の人物。部下の美雲、元同僚の村串とちょっと不自然な名字拍手

 

三上は、原作通りならドラマ版のピエール瀧さんなんですが、映画版の佐藤浩市さんもなかなかしっくり来ます。

 

下巻は次の週末の移動中のお楽しみ?に取っておいて(笑)、先にちょっと録画が済んだドラマ見てみますニヤリ

今年の大河ドラマ連動スマホシリーズは写楽でした。

 

 

5分×全8話、7話まではイマイチでしたが、

8話での多段オチは良かった拍手

今日は休暇で4連休音譜観に行ってきました。

 

ベートーヴェンものの映画は大外れしかない所、

ようやく日本人の手で解消されました拍手

人種は異なりますが、律儀(?)に年末には各地で第九の演奏会がなされ、この映画の通り秘書シンドラーが勝手に付けた「運命」とか「テンペスト」とかの副題を後生大事にし続けるベートーヴェン大好き民族ですから、その資格は十分にあると思います。

 

 

CMではバカリズム脚本が前面に出てましたが、バカリズム色はいい意味で薄かったです。

後半はしっかり”捏造”に対する検証・批判vs.後世や周りの人間の都合で作り上げられる英雄、見応えありました拍手

 

小ネタ的に良かったところと惜しかったところ。

河内大和さん出演!(ちょい役でしたが)

・小澤征悦出演。そう、世界の小澤征爾氏の息子。観る前から役どころ注目していました・・・敢えてのそういう役どころだったんでしょう。これはこれで面白かった。が、ベタですが私的には指揮するシーンを観たかった。

 

私のベートーヴェン熱に久々に火がつきました。

高校生の時に買ったCDを引っ張り出すかな音譜