やっとスターターを終了し、本格的にレッスンを始めることになりました。
グループレッスンとは時間帯が合わないので、私はパーソナルレッスンを選んでいます。
パーソナルなので、希望に合わせてもらえるのですが、その希望すらよくわからず・・・・。
それくらい、全てが渾然一体・ぼんやりになっていて、いまだに種目の違いも認識できていません。
なので、グループの皆さんが習っていらっしゃるように進めてもらうことになりました。
で、昨日はワルツ。
久々のワルツです。
先生はいつも、準備体操のように簡単な動きや動きの説明から入ってくださいます。
昨日は 体の使い方を習いました。
上半身の左右や前後への動かし仕方。
あるいは姿勢。
自分ではまっすぐなつもりなのに、結構歪んでいるのですよね。
私の場合、色んな怪我もあって、右の蝶骨が前に出てその分左は肩を前に出すように立ってしまいます。
少し捻れている。
また、腰骨の高さも微妙に違っていました。
鏡でいろいろ姿勢を見ていたら、他のことも気づきました
コロナ以降、色んな病気や怪我のおかげで5年くらいぼやぼやしていたので、確実に4キロ肥えてしまっているのが見て取れました。
いかん、いかん。
着ることのできるお洋服も限られてきていて、困っています。
本気で外歩きをしたいのに、今は朝から気温が30度などと言っていて、熱中症も恐ろしい。
困ったものですね。
さて、レッスン。
びっくりしました自分に
大したことはしなかったのですが、以前と違い、何をしているか、何をしないといけないかということも分かりやすくなっていました。
そして、「カタカナのフィガー名」も多少頭に入るようになってきています。
先生のおっしゃる通りです。
レッスンを受けているうちに、頭と体に少しずつ「ダンス」が入ってきているみたいです。
脳に「ダンス部門」ができていくのかもしれないですね。
ワルツをほんの数秒踊って偉そうなことを言いますが、あんなにゆったり優雅でのんびりに見えるダンスが、実はかなりな運動量だということがわかりました。
美しく優雅に見えるように、ダンサーは全身の筋肉を「緊張させたり緩和させたり」しながら、美しい流れを作っているんだなと思います。
私などラテンの時に先生に「足と手とどっちを先に覚えたらいいですか?」なんて聞いて「両方一緒に覚えてください」と言われちゃうような人間ですのでね。体のほんの一部しか意識できません。
昨日、オリンピックの自転車の解説の人が言っていました。
空中で自転車を回す技があるのですが「右回りと左回りは全然違う」のだそうです。
右手でお食事できるのに、左手でお箸を使うのは難しい・・それと同じですって。
そうです、したことのないことは、オリンピック選手だってそう簡単にはできないのです。
まして、私など、こんなすごい年になるまで大したことをしてきていないので、できないことばかり
赤ちゃんがハイハイやあんよを覚えるように、何度も失敗をしながら体に入れていくしかありません。
ただ、ダンスが楽しい。
間違っても、覚えられなくても楽しくてなりません。
しみじみ思うのです。
人間は踊るように生まれついているなあと。
そして、それは、神様の・自然の・宇宙の粋な計らいだなあと。
ああ、生きていてよかったなあ・・・大袈裟のようですが、結構そう思っているんですよ。