燕山君の正室・慎氏はどんな人だったのか | 韓国語&韓国旅行 てんこ盛り日記♪

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本日は私の好きな韓国歴史番組『천일야사』で知ったことを記しておこうと思います

この番組は普段表に出てこないような小さな事から有名な出来事まで歴史書に基づいて再現ドラマ化したものです

 

今回観たのは 燕山君の正室・慎(シン)氏のお話

 

 

実母が毒薬を受け死んだことを知ったヨンサン君は刑に関わった全ての人を処刑していきます。暴君となったヨンサン君は全国から美しい女性を集め快楽の日々を送るのです

その中には後に側室となった妓生チャン・ノクスがいました

 

ヨンサン君の心をつかんだチャン・ノクスはどんどん横暴になり 浪費もひどくなりました

 

 

 

反して正室のシン氏は女官の失礼を許してもらうためチャン・ノクスに頭を下げるなど 徳のある人でした

 

ヨンサン君とチャン・ノクスの横暴さが目に余るある日 実家に出向いたシン氏は「世の中に不穏な動きがあるから宮を出たほうがいいのでは」と忠告されるも宮に戻りヨンサン君から離れませんでした

 

その後クーデターが起こりヨンサン君は廃位となり江華島に流刑 3ヶ月後に病死しました

 

 

チャン・ノクスは斬首刑

人々はその亡骸に石を投げつけたといいます

 

シン氏は廃位となったものの誰もが認めるその人柄により都に残れることになりました

しかし王子たちは処刑され王女は奴婢となっています

 

 

ヨンサン君は死後 流刑先の江華島に葬らますがシン氏が中宗に懇願して後に都に改葬されました

それが現在ソウル市トボン区にある墓です

ヨンサン君が亡くなって30年後 シン氏も隣で永遠の眠りに

下の者を蔑まず慈愛に満ちたシン氏は最後までヨンサン君の側にいた人でした

 

 

 

ヨンサン君の最後の言葉は「シン氏に会いたい」だったそうです

 

暴政には目に余るものがありますが 結局どんな状況でもヨンサン君から離れなかったのは正室シン氏だけでした

연산군은 왕비와 함께 선릉에 잠들어 있습니다

 

 

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