『大長今』を再考察・登場人物編 | 韓国語&韓国旅行 てんこ盛り日記♪

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『大長今』を再考察・登場人物編

 

大長今(2003-2004) 邦題:宮廷女官チャングムの誓い

 

 

 

第1話で登場したのが9代王・成宗の廃妃ユン氏

容姿端麗なユン氏は嫉妬深く後宮(側室)に嫌がらせを繰り返し 周りからの評判がすこぶる悪かった女性。しまいには用意していた毒薬も見つかり成宗の足はどんどん遠のいていきました。トラブル続きだった彼女は廃妃となり最終的には死罪となります。これが第1話で出てきた場面です。

 

中宗の母・チョンヒョン王后は廃妃ユン氏の後に成宗の正室になった女性です

 

 

後にユン氏が産んだ燕山君(ヨンサングン)が王になると母の死に関わった人間を抹殺していきます。ここまでは史実に沿った内容でした。

チャングムの父はこの刑に立ち会っていたため捕まった設定になっています

 

これ以降 父は登場せず死んだていになっていますが実は生きていてチャングムがピンチの時に助ける設定だったようです。でも登場人物がたくさんいてその必要もなくなりフェードアウト状態に…^^;あらら

 

 

 

 

『大長今』ではヨンサン君の時代はすぐ終わり中宗の世へ

 

ドラマでは結構頼りになる王として描かれていますが実際にはかなり違いました。

中宗は人一倍気弱な性格で自分が王位を望んだわけではなく むしろなりたくなかったのですが暴政を繰り返すヨンサン君を降ろすためにクーデターが起こり王にならざるを得なかったのです。

 

そんなわけでドラマのように重臣に物言いができる王ではありませんでした。

だからこそヨンサン君の親戚筋だった最初の妻と離縁しろと言われ断れなかった中宗

 

それを題材にしたのが『七日の王妃』です

 

 

 

 

中宗の3番目の妻 文定(ムンジョン)王后

終盤 先妻が生んだ世子を殺すようチャングムに依頼する場面はあるものの ほとんどブラックさはなくむしろチャングムの力になったりと良識ある王后として描かれていました。

 

が史実では何度も殺そうとしている怖い女性。結局世子が王位につくと1年も経たずして亡くなるのですが これも彼女によって消されたのでは、と考えられています。その後自分の息子が第13代・明宗(ミョンジョン)になると彼女は政治を牛耳るようになり国は腐敗していきます。

あ~怖い怖い

 

 

 

 

正義は勝たないこの時代

ミン・ジョンホが実在の人物だったらすぐに潰されていたでしょう

でもドラマなら正義が勝つ!!

だからドラマは面白い!

 

그래서 사극 드라마는 재미있다

 

 

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