江華島散策 ②悲運の王 哲宗が暮らした龍興宮 | 韓国語&韓国旅行 てんこ盛り日記♪

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江華島(カンファド)散策


江華聖堂 を見学した後は 向かい側にある龍興宮(용흥궁 ヨンフングン)へも寄ってみました












龍興宮

朝鮮25代王・哲宗(チョルジョン)が王位に就くまで住んでいた家です

改めて知ったのですが 哲宗もまた悲運の王だったんですね





出典 wiki

荘献(思悼)世子には3人の息子がおり そのひとりが正祖でした

正祖が亡くなると純祖・憲宗ともに幼くして王となったためスイレン政治が行われ

権力争いが激化します


憲宗が跡継ぎのないまま死去すると 安東金氏が目をつけたのが元範(ウォンボム 後の哲宗)でした

ウォンボムは正祖の弟の孫

思悼世子の子孫の多くが権力争いの犠牲になっていた中 ウォンボムは江華島に島流しされ

慎ましく生活していました
何歳で島流しされたのか分かりませんが 王族でありながらハングルのみで

漢文の読み書きは出来なかったといいます


そんなウォンボムが安東金氏に呼びだされ 数え年19歳で王になります

ただ王とは名ばかりで 安東金氏に利用されるだけでした

庶民の生活を長く続けていた哲宗は民のために行動したかったようですが身動きが取れません

結局 最後は女性と酒におぼれ 数え年33歳で亡くなるのでした


















この場所は哲宗が王になるまで暮らしていた場所ですが

王に即位すると「龍興宮」として建て直したそうです


王族でありながら勉学も出来ず農業をしながら必死に生きてきた哲宗

本来はもっと質素な建物だったのではと思えてなりません










彼もまた悲運の王

비운의 왕



龍興宮

地図 コネスト




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