「今から戦時」と特別声明=挑発なら「全面、核戦争」―北朝鮮
【ソウル時事】朝鮮中央通信によると、北朝鮮は30日、「政府・政党・団体特別声明」を出し、「今から北南関係は戦時状況に入り、全ての問題は戦時に準じて処理される」と宣言した。声明は「米国とかいらい(韓国)が北侵戦争の火を放つ軍事的挑発をすれば、全面戦争、核戦争に広がるだろう」と警告した。
北朝鮮は米韓合同軍事演習に反発し、11日から朝鮮戦争の休戦協定を白紙化したと表明。その後も金正恩第1書記がロケット(ミサイル)部隊の作戦会議で「射撃待機状態」突入を指示するなど連日威嚇を続けており、今回も米韓を軟化させるために緊張を極度に高める瀬戸際戦術の一環とみられる。
韓国統一省は声明について、軍最高司令部が26日に出した「1号戦闘勤務態勢」の後続措置の性格を持つもので、「新たな脅威ではない」と静観する構えを示した。北朝鮮の開城工業団地と韓国間の企業関係者の往来も通常通り行われており、特異な動向はない。
声明は「われわれの革命兵力の最初の打撃で、米本土、ハワイ、グアムなど太平洋全域、南朝鮮(韓国)の米軍基地、青瓦台(韓国大統領府)、韓国軍基地も焦土化される」と主張。「祖国統一大戦は、一気に南朝鮮全域に広がる速戦即決の戦いとなる」と強調した。
*以上 時事通信より
今月11日に朝鮮戦争の休戦白紙を表明した北朝鮮
さらに金正恩第一書記はミサイル攻撃計画に署名をしたという
どうなるのかすごく気がかり