こんにちは、ブルーレイ村田です。

朝から豚カツ、いけます。


以前、芥川龍之介の感想を書いたので、

今回はそのお友達の菊池寛の感想を書きます。

本はちくま日本文学の「菊池寛」です。


簡単に菊池寛について説明します。

1888年生まれの作家で、文藝春秋を創刊した人です。

芥川龍之介とは学生時代の同級生です。


さて、面白かった作品をいくつかご紹介します。


「入れ札」

罪人となった親分。都から子分を引き連れて逃げようとしますが、数が多いのでそこから3人だけを連れていこうとします。

プライド・エゴ・人情に揺れる子分たちの心情がとても面白かったです。



「忠直卿行状記」

才能溢れる殿様。しかし、あることをきっかけに自分や周りが信じられなくなってしまう。

人の上に立つことの苦悩、殿様であるが故の苦悩が書かれている。真の喜びとは何かについて考えさせられました。



「恩讐の彼方に」

一度してしまった犯罪も、繰り返していくうちに罪の意識も少なくなってしまう。そんな悪に染まっていく主人公。しかし、物語は一転して善に生きる道を選びます。果たして善行によって罪は無くなるのか。

ふと自分のしたことの愚かさに気づく。そこからの展開が面白かったです。


というわけで今回は以上です。