一昨日、舞台「月虹」無事に終演しました。
殺陣の稽古は1月末から始まっていたけど、芝居稽古は2週間ちょっとしかなく、本当にあっという間でした。
今回、不逞浪士役で殺陣に参加をさせていただいていたのですが、急遽脚本の中では出てこない、伊織あいさんが演じる、若手歌手の飯星ゆりかのマネージャー役をやらせていただくことになり、セリフまでいただいて、殺陣だけでなくお芝居も勉強させていただける機会をいただきました。
初め、殺陣の稽古は周りについていけず、ルールや決まりなどわからないことも多く、その都度その都度、高瀬先生や周りの先輩方が優しく教えてくれたので、少しずつですけど周りについていくことができるようになりました。
お芝居の稽古になると、主演の名高さんや庄野さん、落語家の志ん吉さんやSENDAI座のそうそうたる役者の方々が集結し、セリフの掛け合いや身体の使いこなし、呼吸のあった空気感の作り方やそれぞれの役のキャラの引き出し方。
日々の稽古が勉強になることばかりで、毎日稽古に行くのがめっちゃ楽しかったなぁー!!
気仙沼には本番の2日前に行って、到着してすぐに場当たり。
このときは殺陣のシーンと志ん吉さんの階段落ちの場当たりがほとんどでした。
舞台の階段を見ると途中踊り場があるとはいえ、ものすごい高さで志ん吉さんの階段落ちの練習をみてると心打たれ、階段落ちが成功したときは本当に感動しました。
それだけ体力も精神もつかう素晴らしいパフォーマンスでした。本番3回とも素晴らしい階段落ちを披露し、志ん吉さんのすごさを近くで感じました。
気仙沼に行ってからは時間があっという間やったな(._.)
殺陣も実際の舞台でしてみないとわからないこといっぱいで、袖中の広さや、裏の動線の確認などなど…
こんなに走り回った舞台は本当に初めてかもしれへん!!笑
お芝居の方は飯星ゆりか役のあいさんとも噛み合ってきて、監督役のギュウさんにも芝居なかでたくさん助けられ、ゆりかのキャラとマネージャーのキャラがうまくマッチしてたんじゃないかと自分では思っています。笑
観ていただいたお客さんにその判断はおまかせます(・・;)笑
今回周りの役者さんなどからは楽しそうにマネージャーしてるね、そういうマネージャーいそう、ゆりかとマネージャーのコンビが引き立て合ってよかったよ。など言ってもらえたので少し自信を持ちたいと思います( ̄▽ ̄)笑
あいさん、ありがとうございました(^^)
ただ、個人的にはまだまだアンテナの張り方などできることいっぱいあったなって反省したり、成長させてもらうことも多かったなぁ(。-_-。)
舞台の会場だけでなく、ご飯の席などでもたくさんの人から勉強させてもらいました。森先生や芸利さんからお芝居や殺陣に対する考え方や姿勢や性格、SENDAI座の野々下さんからはお芝居の技術や役作りなどのお話を聞き、主演の名高さんからは役者としての心構えを教えていただきました。
どのお話も自分自身の意識を何倍も上げてもらい、考え方を改めさせてもらいました。
名高さん、森先生、芸利さん、野々下さん、ありがとうございました!!!
社長からは気仙沼に出発するとき、
気仙沼でする意味、その土地の空気感を学んでおいでと言われ、
気仙沼に着いただけで、土地の空気感を感じました。場当たりして、舞台に立って改めてこの作品を見つめ直して気仙沼でする意味を自分の中で見つけました。
普段の活動場の東京ではなく、2日限りの気仙沼での公演。この2日間でしか表現できないことを自分なりに精一杯ぶつけてきました。
社長の言葉はいつも自分の中で大切ななにかを教えてくれてるみたいです(^^)
そしてなによりも今回のこの舞台の機会を与えてくれ、いつでも優しく指導していたただき、マネージャーという役とセリフをいただいて、僕を本当に成長させていただいた、高瀬先生には本当に本当に感謝しています!!
まだまだ未熟者ですが、引き続き高瀬先生のもとで殺陣やお芝居を勉強させてもらい、いつか恩返しできるように立派な俳優になります!!!
かたーいブログになってしまったけど、
もちろん役者、スタッフ、ダンサー、バンドさん達などなど大変お世話になりました!!
本当にありがとうございました!!!*\(^o^)/*
さっ、次のお仕事もがんばろー!!!