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リハの後、パズルみたいにセットリストを考える。
鳥、ドラゴン、豚じゃなくてクマ。 うさぎ(?)・・・は、いない。
動物の名前がたくさん出てくる。

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6月21日(金)夏至の夜、楽しみにしていたライブがまた一つ終わった。
Barjo(バルジョー)&スペシャルゲスト:ゆりそね(仲曽根有里)ちゃん。

《Barjo》
 日吉直行(ピアノ)
 谷川尚弘(鍵盤ハーモニカ)
 中村仁美(コントラバス)

私も大好きなユニット「パリャーソ」の谷川賢作さん(ピアニスト・作編曲家・ときどき鍵盤ハーモニカとか)を慕う3人が、4月に出会って初めてのライブ。

本人たちでさえ、どんなユニットなのかわからないままに、素敵なスペースで企画を引き受けてくださったブリコラージュさん、必殺調律人のYさん、つなげてくれた社長、そして、雨の中を来てくださったお客さまに感謝。

来てくれた友達曰く 「気の流れがよくて、なんかすごく気持ちいい」 木の空間の中で。
それと、お客様たちのなんて!あたたかなこと。

演奏させてもらうスペースと自分の相性ってすごく大きい。と、最近よく思う。
もちろん、楽器との相性も。


●1stはバルジョー3人で、それぞれのオリジナルを中心に。
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●2ndは、スペシャルゲスト:ゆりそねちゃん(仲曽根有里)
武満徹さんや賢作さんの曲、尚(たか)くんのオリジナルなど全編日本語の曲たち。
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中盤の1曲。
後ろ3人、前に傾いて。
 ↓
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さらに、こう。
 ↓
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それぞれ自分の楽器に体当たり奮闘中
ボーカリスト奇声を発して

ピアニスト、手を軽く負傷ー
鍵ハモニスト同じく負傷ー
わたし、弓の握り過ぎで右手親指付根がすごく痛い。

はじまるや、一番後ろで見ていたこどもたち、直立不動。(と、後でお聞きする。)
イントロで燃え尽きて汗だくだくのまま本編へ突入ー
とても楽しかった。

インストの1st,ゆりそねちゃんが入ってうたの2hd。
ひよしくんとたかくんとゆりそねちゃんの音の渦の中、いろんなカラーの曲、それぞれに違う音色が聞こえて出せて、おもしろかった。

個人的な反省はたくさんあるけれど、気持ちはフラットに弾けた日(中で高揚はしている)。
そういう時はすごく集中できていた時だから、終わった後は気持ちよくぐったり。(やっぱり右手親指の付け根痛い。)

ドアの外のひんやりした空気で湯冷めしそう。
温泉にずっと浸かっていたみたいに(たかくん曰く)、身体も頭も火照っていた。

不器用だから、色んなたくさんのライブはできないけれど。
こんなライブを―終わった後にお客さんも主催者のみなさんも自分たちも、「音楽っていいよね。」 と帰り道幸せになれるようなライブを、ひとつづつ丁寧にやっていきたいと、 あらためて思えた夜だった。
賢作さんたちのユニット「パリャーソ」のライブが好きな理由もたぶんそういうことなんだと思う。

来て下さったみなさん、ブリコラージュの素敵すぎるご家族のみなさん、調律人Yさん、社長、ありがとうございました。

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次の Barjo はこちら。
天神橋筋六丁目ブック&カフェ 『ワイルドバンチ』 にて、パリ在住のトランぺッター沖至さんと。
Barjoのステージ、沖さんのソロなどを交えながら。
さぁ、がんばろう。

ご予約はメンバーかお店まで。

2013年 7月30日(火)
開場 19:00  / 開演 19:30~
場所:ブック&カフェ「ワイルドバンチ」 (天神橋筋六丁目②番出口徒歩2分)
チャージ:¥2,000円(予約)/¥2,500(当日)ドリンク別

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◉沖至(トランペット)

1941年兵庫県生れ。高校時代にブラスバンドでトランペットを始め、近所に南里文雄の親類の人が住んでいたことから、南里文雄から直々に手ほどきを受ける。1960年代後半よりフリージャズを始める。1965年関西から東京へ活動の拠点を移し、1969年には富樫雅彦、佐藤允彦らの実験グループ「ESSG」に参加し、ヨーロッパ演奏ツアーに同行。帰国後に自己のグループを率いて活動する。1974年にはパリに移り住み、種々のバンド活動、セッションと積極的に活動している。フランスへの移住宣言は、朝日新聞天声人語で「沖至のパリ移住は、ひとつの頭脳流失である」とかかれるほど、話題になった。おーらいレコードから『アンソロジー パリーリヨン』など5枚のCDとDVD1作品をリリースしている。

◉Barjo [バルジョー]
  ー日吉直行(ピアノ)
  ー谷川尚弘(鍵盤ハーモニカ)
  ー中村仁美(コントラバス)

それぞれ別々に活動していた3人が、尊敬するユニット『パリャーソ』のライブで出会い、1曲を共にしたことをきっかけに結成したユニット。 ジャンルを超えた美しい曲やヨーロッパ系のJAZZ、それぞれのオリジナル曲などを演奏する。 空気感を持つ、美しく粒だったピアノの音色。コロコロと遊ぶこどものような音色と、大人のような表情を併せ持つ鍵盤ハーモニカの息づかい。まるみを帯びた、あたたかなコントラバスの音色。どこか近しいルーツが見え隠れする、3つの音色が混ざり合うその響きが、一つの世界を作っていく。Barjoは、フランス語で「いかれポンチ、マニアックな」という意味。

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ごはんとお味噌汁と、だしまきと、おひたしとやきなすとゆでどりとー(;0;
打ち上げの、あったかくておいしいおいしいごはん。
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1、2、3、4、5・・・・シャッターのタイミングどこやねんー
の、顔。
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次の日、桐ちゃんと扇町公演で kiripee 練習。
空がすーっとしてて、気持ちよかった。

久しぶりに、昔持ち寄った曲(で、お互い自分ができないやつ。というか、私ができてなかったやつ(;L・。)をやってみたり、ゆる~んと時間が過ぎていった。外で練習するの気持ちいい。

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今日は摂津富田駅(高槻)の串やさん 『KUSHITARO』 で久しぶりのキリマピ。
楽しみ*

と言ってる間に支度をしなければ。
あぁ時間が(==;)