- 名残り火 (てのひらの闇 (2))/藤原 伊織
- ¥1,450
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テロリストのパラソルで有名な藤原さんの遺作。
途中の編集まではご自身でされたという作品。
骨太な本です。
今は小さな企画会社を経営している男が
唯一親友と思っていた友人が不審な暴力によって死をとげる。
その謎を執拗に追い、時には暴力に訴えて
真実を展開させていくというストーリーですが
じっくり読ませてくれました。
この本を読みながらふと思ったこと。
(本文とは全く関係ないです)
自分のすべてをさらけ出している相手はいるんだろうか?
親・・・かなりいい線いってるけれど、やっぱり見せていない部分あり。
夫・・・まぁまぁというところか。でもセーブしている部分結構あり。
友人・・・かなり部分的。
子供・・・親に近いか。油断して見せてる部分も多いけれどね。
でもオトナ対応している部分あり。
となると、いないんだよなぁ。
人間関係が偏っていると、見せる部分がかなり偏ってしまって
バランスが悪くなるのではないかなと思った次第。
人間関係をひろげるということは、あちこちで吐き出す自分がいて
それでバランスが取れているんではないかなーと思うのでした。
いっそ浮世人となるか、社交性ありそうなバランス人間になるか
という選択が突きつけられた気がしてきた。