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誕生日サプライズ


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扉絵
久々の本日のコーディネート


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ありがとうございます


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美穂ちゃん


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待って


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写真


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「お友達のお誕生日お祝いした」


・8ページ目
でもみんな集中してるのは


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一方和也
墨ちゃんとばったり


・10ページ目
どうして


・11ページ目
約束があって


・12ページ目
貴方そこなぜ


・13ページ目
家の中で


・14ページ目
自然に家に入る八重森


・15ページ目
説明すれば


・16ページ目
和也とちづるが一緒に住んでいる


・17ページ目
再度ちづるサイド
帰り際


・18ページ目
断りに冷たい笑顔


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ため息ちづる


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ケーキを手に



ということで、舞台終わった後でみんなから誕生日サプライズを受けたちづる。
ケーキまで用意してもらい、感謝の言葉も言ってもらった。
ケーキを取り分けようとしたところで、ストップ。

撮影タイム、そして各自SNS投稿。よくある今どき女子の流れ。
でも、それに疎外感を覚えるちづる。

そういえばちづる割とそういうタイプだったな、と思い出しました。

元々ストイックだから、みんなで仲良くというよりは一人でも真面目に頑張るタイプ。
別に付き合いをおろそかにしてるわけではないけど、あんまり周りと深くは関わらないタイプ。
だからこういう陽キャ的ノリにはあんまり馴染めてはいない感じ。

虎穴の時だって、一通りあいさつ回りした後は和也のとこに戻ってきたし、そのまま和也と一緒に食べて、(海くんとの云々がありつつ)結局そのまま抜け出した。
女優として居る以上ああいう場には居合わせることは避けられないけど、ちづる本人としてはやっぱりあまり居心地は良くないのかな、と感じます。


そして、この一連の流れ、祝われているようで"祝われていない"。
ケーキもあり、感謝の言葉もあり、形としてはお祝いはしている。
でも、その後はケーキと一緒にツーショット撮影、そしてそれぞれはSNS投稿に夢中。
ちづるおよびケーキはそっちのけで。


祝った、という形だけ作られただけでそこに気持ちが込められていない。
それがちづるにはすごく刺さる。

祖父母に愛されて過ごしてきた分、今まで多くの気持ちのこもった"お祝い"を受けてきたと思う。
おばあちゃんが体調崩してた去年も、和也が祝ってくれていた。
もちろんちづる自身も、今風の付き合いとしてこういうのがあるのは分かってるだろうけど、やっぱりその"お祝い"とはかけ離れていることにギャップと寂しさを感じているのかな、と思います。

もしかしたら、こうなることも予想してて"あー"だったのかも?

帰り際も一人帰ることに、ちょっとした圧を受けたり。

その帰り、SNS投稿そしてついたコメントを見ながらため息。

こんな"お祝いらしくないお祝い"を受けてしまったからこそ、よりちゃんと"お祝い"してもらいたくなったりするかな、と思ったり。
帰ったら家には和也がいるわけで、その和也は間違いなくちゃんと自分を"祝って"くれる。

前日まであんなこと言ってたけど、やっぱり和也に誕生日祝ってほしくなったりするのかな、と期待。


一方その和也。
舞台観終わった帰ってきたら墨ちゃん。
ちづると約束があった模様。

ちづる、舞台あるのに墨ちゃんと何の約束したんだ...?
まさか舞台のこと話してない?さすがにそんなことないとは思うが...

墨ちゃんはひたすら和也へ疑問のまなざし。
和也はごまかそうと思考をめぐらすも、何も知らない八重森は普通に対応。
結局諦める和也。

墨ちゃんにとってちづるは大事な友達。
(おそらく)密かな想い人である和也は、いつもそのちづるの方を向いている。そんなことは分かっている。
でも、友達を祝いに来ただけなのに、その友達と想い人が一緒に住んでいるという事実を知ってしまってどんな心境なのか...。


予告タイトル"エスパーかよ!!"。
言い方的に和也のセリフ?突っ込むのであれば八重森へかな。
墨ちゃんのことを説明しようとしたらいろいろ見抜かれた、って感じかな。


ちづるは疎外感のある誕生日サプライズ。和也はまさかの墨ちゃんとばったり&同居バレ。ここまでそれぞれ違う時間帯での話が流れてきたけど、次回ぐらいで重なりそう?(ちづるもう帰るしかないし)
煽り柱ではケーキが和也のチャンスみたいになってるけども、これ墨ちゃんが持ってきた奴だし、和也が渡してもそれはそれで違うのでは...?と思っちゃいますが果たして。
墨ちゃんへの説明、浮かないまま帰るちづる、祝い方が決まらない和也。いろいろと気になるところがありますが、この浮かないちづるを一気に笑顔にさせるぐらいの和也の何かにすごい期待しながらまた一週間頑張りましょう。