クローン病で海外留学する feat.ヒュミラ -3ページ目

クローン病で海外留学する feat.ヒュミラ

ヒュミラとともに10ヶ月の海外留学をおこないました。必要な方に情報提供できたらと思って書きます。
質問などありましたらご遠慮なく!答えられる範囲でお答えします!

こんにちは。さて、留学前準備part2では、前回書ききれなかった、保険、薬の支払いについて、僕の場合をご紹介します。


まずは保険について。保険は留学に限らず、海外旅行のときにも利用することがほとんどですが、やはり数日の旅行とは違って10ヶ月の留学ですから、きちんとした保険に入る必要がありました。

といっても、僕の探した範囲ではクローン病も適用されている海外保険は見つからず、一般的な海外保険、留学先で何か破損してしまったり、けがをしたり、(クローン病以外の)病気にかかってしまったり歯医者にかかったりしたときのための保険に入りました。繰り返しますが、クローン病に関する支払いは一切適用されません。


つまり、クローン病関連の診察代や薬(ヒュミラ)代は自費でした。


さて、ここから2つ目の本題、支払いについてですが、自費というのはやや語弊があります。自費立替ですね。

僕は当時大学生でしたので、父親の勤めている会社の健康保険組合の被保険者でした。その会社の規定というか制度というか、詳しくはわかりませんが、とにかく「僕の留学中の医療費の支払いは無理だが、僕の帰国後に、留学先で医療費を支払った証明書をそろえて提出すれば、払った医療費分が返ってくる」ということでした。

ちなみに証明書というのは、会社の所定の様式の冊子みたいなものがあり、そこに直接、留学先の病院側に記入してもらうことになります。病院の名前や担当医師の名前、かかった費用やその詳細、処方した薬など。病院側の記入は当然英語ですから(留学先の公用語は英語ではなかったんですけどね)、それらを僕のほうで日本語訳して、英語の原本とあわせて会社に(父が)提出という流れです。

あわせて提出といっても実際のところ、その所定冊子の見開き1ページの左半分が病院側が英語で記入するページ、右半分が僕が左のページを日本語訳するページ、という風になっていたんですけどね。面倒な作業ではあります、少しだけ。


ご理解いただけてますか?ついてこれてますか!!


ややこしく感じられたかもしれないので、簡単にして繰り返しますね。


僕は留学先で、必要な診察や処方せんを受けます。そのときに、父の会社の保険の所定様式冊子を渡して「これに記入をお願いします」と頭を下げます(本当は頭下げなくても、お願いするだけでいいです)


診察代や薬代は、そのときは自費で支払います。僕はカードで支払っていました。


書いてもらった冊子、もらった処方せんなどは捨てたり、なくしたりしないようにします。それらすべてが、帰国後に医療費支払証明書として必要になってくるからです。


帰国したら、冊子の日本語訳をしたり、その他必要書類をそろえたりして、会社に提出します。


審査があり、留学先で支払ったクローン病に関する医療費が返ってきます。


という流れでした。

クローン病とは別に病院にかかったりしたら、また別の手続き(加入した民間の海外保険のことです)が必要になると思います。僕は幸い、留学中に特に体調を崩したりけがをしたりすることなく過ごせましたので、クローン病、というかヒュミラの代金の払い戻しについての手続きだけおこないました。


また後日、詳しく述べようと思いますが、10ヶ月の留学中、診察は最初の一回だけでした。あとは、「クローン病の症状が悪くならない限りは診察には来なくていいから、ヒュミラの処方せんだけ請求してね、そうしたら処方せんを寮に送るからそれを持って薬局に行ってヒュミラをもらってね」ということでした。海外ってそういう風なのかな。


ちなみに忘れてはいけないのが、基本的にこの記事内では全て主語は「僕」でしたが、本当のところは両親に頼った面が大きいです。立替といえども、一年分のヒュミラの支払いをしてくれたのはもちろん親ですし、クローン病の適用されている海外保険について調べてくれたのも、会社の医療費払い戻し手続きについて調べたり書類をそろえたりしてくれたのも親でした。僕はその所定の冊子を受け取り、しなければならないこと(太字で書いた部分です)の指示を受け、それを理解して留学に向かうだけでよかった。ありがたいサポートでした。


以上で、留学前の下準備回はおしまいです。わかりにくいところ、疑問点などございましたら遠慮なくおっしゃってください。
とりあえず強調しておきたいことは、


必要な書類を確認すること、医療費などにまつわる書類はなくさず全て持ち帰ること、できればそれらのコピーもとっておくこと です。