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クローン病で海外留学する feat.ヒュミラ

ヒュミラとともに10ヶ月の海外留学をおこないました。必要な方に情報提供できたらと思って書きます。
質問などありましたらご遠慮なく!答えられる範囲でお答えします!

こんにちは。さっそく、留学前準備について書きます。


留学前はいくつかの準備を並行しておこないますが、ここではわかりやすく分けて、それぞれ書いていきますね。ちなみに留学に行ったのは大学生のときです。



留学前準備に必要だったこと


1、学校選び

当然ですね。これはクローン病でもクローン病じゃなくても一緒です。ここは割愛。


2、当面のヒュミラの確保

留学してしばらくは環境が落ち着きません。それに、言葉も不慣れな状況という人がほとんどではないでしょうか。新しい土地、新しい人に囲まれたなかで、言葉もよくわからないまま病院や薬局に行くのはできれば避けたいでしょう。
ですので、担当の医師に相談のうえ、持っていける範囲で多めにヒュミラをもらいましょう。そして保冷バッグに入れて留学先まで持って行きましょう。日本から海外留学となると、飛行機に乗るでしょうから、手荷物ですよ。かさばりますが、こればっかりは仕方ない!!

※注意

税関を通るときのために「これは必要な医薬品です」と示すための証明書を医師に作成してもらいましょう。英語版で作成してもらえればじゅうぶんでしょう。そして税関を通るときも、証明書を見せつつ、日本では日本語で普通に「これは薬なんです」と伝えれば騒動が起きることはないでしょう。通してもらえるはず。


僕の場合は少し手間取ったというか、実際に中身を軽く見せて、それでオーケーでした。


そして外国の空港の税関でも同じような手続きをとることになるでしょう。証明書を見せて、「これは薬です」と。よくある話ですが、「薬」というときには「メディシンmedicine」という単語ですよ、「ドラッグdrug」だとヤクになりますからね、ソッコー取調室に連れて行かれます。


3、留学先でのヒュミラの確保

僕の場合は、留学を始めて2ヵ月後ぐらいから留学先でヒュミラをもらい始めました。どういう医療機関を通して薬をもらうのかということや支払い方法などは国によって違うと思いますが、とりあえず僕の留学した国の方式だとどうだったかを書かせてもらいます。


なんて言って、いかにも自分でよく把握してたみたいな言い方ですけど、留学先の医療制度なんて普通皆さん知らないですよね。知ってるよって方は、それはあなたが素晴らしいだけです。少なくとも僕は全然知りませんでした。

ので、先生に尋ねたというか、聞きました。「これこれこういう病気にかかってて、ヒュミラHumiraっていう薬が必要なんだけど」と。学生の皆さん、困っていて、大人に助けを求めることは全然悪いことでも恥ずかしいことでもないのですよ。頼って、親切にされて、そのうれしかった気持ち、ありがたかった気持ちをまた誰かに還元すればいいのです。


というわけで先生を頼ると、先生が留学先の学校の近くにある当地の医療機関とメールで連絡をとってくれ、僕が留学先に到着したらどうしたらよいのか指示を受けてくれました。

先生が医療機関と連絡をとってくれている過程で、僕から名前や留学先の住所などの情報は提供しました。


そして、得た情報(受けた指示)はだいたいこんなもの。


・僕が現在日本で治療を受けている病院・医師の紹介状(症状や診察内容、投与すべき薬などを書いたもの)をもらいなさい。


・僕が留学先に到着したら、当該の(留学先の学校の近くにある)医療機関にメールか電話で連絡しなさい。


・連絡をとり、来院日が決まったらその日に紹介状を持ってきなさい。


・そこはいわゆる「かかりつけ病院」なので診察はしませんし、処方箋も出しません。そのかかりつけ病院のほうで紹介状を受け取り、そのデータを地域の大病院に転送します。診察予約もとっておきます。


・大病院のほうからあなたの寮に、郵送で書類が届きますので、その指示に従ってください。(書類には診察日時と医療棟の住所などが書かれた紙や検便キットが入っていました)


・診察(問診、血液検査)を受けたら、処方せんを渡します。その処方せんを持って学校の近くの薬局に行ってください。薬の受け取りや支払いはすべて薬局でおこなってください。また、これから以降は特に病状が変わらない限り来院する必要はありません。薬(ヒュミラ)がなくなったら、病院に連絡して処方せんを請求してください。


・処方せんは郵送で届きます。届いたら薬局に持っていってください。その繰り返し。


といった感じです。もちろん、すべての情報を一度に受けたのではなく、途中(上から四つ目)からは現地で受けた指示です。

日本の薬局でもそうだと思いますが、ヒュミラのような特殊な薬は常備されているわけではありませんから、薬が届くまで2、3日待つことはありました。というか毎回そうでした。


ふー、疲れた。とりあえずここで区切ります。留学前準備で必要な他の情報といったら、保険とか薬の支払いの準備とかですね。次に書きます。


ちなみに!!これはパスポートなどにも言えますが、病院で出してもらった紹介状などはコピーをとっておきましょうね。